「全キャリア中最も冴えてないエドガー・ライト作品」ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! ひろすぃさんの映画レビュー(感想・評価)
全キャリア中最も冴えてないエドガー・ライト作品
エドガー・ライト大好きな自分ですが今作はどうにもこうにも乗り切れない感が最初から最後まで拭い去れませんでした。
サイモン・ペグの演技は「Spaces」を彷彿とさせる位に相当なハイテンションですが微妙にから回っている感じ。
アクションシーンもカットの切り返しが多すぎて爽快どころか何がなんだかよくわからなくてイライラします。
エドガー・ライトとサイモン・ペグが共同で執筆した肝心の脚本も、企画の段階では超面白かったのでしょうが…全然盛り上がりません。本来なら盛り上がるべきはずの中盤以降もどんどん眠くなっていきます。
エドガー・ライト作品では珍しくプロモーションにも力が入っている今作ですが、皮肉にもキャリア中最も盛り上がらない作品になってしまっています。
制作費が増えても必ずしも良い映画が撮れるとは限らないんだなぁ…
次回作はもうチョット初心に帰って、クールなのを撮ってくれるように期待しています。
コメントする