神様はバリにいるのレビュー・感想・評価
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映画の神様はこの映画に微笑んでくれなかった
婚活ビジネスに失敗した祥子は自殺する為バリ島へ。そこで、ヤクザ風貌の日本人大富豪アニキと出会い…。
原案のエッセイ本はコンビニなどで見かけた事ある。
見た目は怪しいけど、豪快・爽快なアニキの成功哲学…いや、人柄を知って、祥子もまた自分自身を見つめ直す、さながら人生成功へのハウツー・コメディ。
アニキの強烈キャラはユニークで、言ってる事やってる事もいいかもしれないけど…、映画自体が何だかな。
漫画みたいな展開で、アニキの成功哲学もフィクションみたいになっちゃって説得力ナシ。
ストーリーも登場人物もベタ。
で、肝心のアニキの成功哲学もこの人だから成功したのであって、他人が真似して同じく成功する保証はない。
別に、こうすれば成功出来る!…なんて押し付けがましく描かれてはいないものの、かと言ってそこから何か得られる訳でもなく、何だかアニキはいい奴だ!凄い奴だ!神様だ!…みたいな、ただそれだけで終わっている。
堤真一、尾野真千子、玉木宏らキャストは魅力。
特にアニキに扮した堤真一の怪演は見てて面白い。
ナオト・インティライミはやっぱり下手だった。
アニキ・・ってキャラが最高最強!
アニキ・・前から気になってて・・まさか映画化されるとはビックリ。
面白く・・やっぱりアニキのキャラは強烈だなーって思います。
堤さんと尾野さん・・もう安定感ありすぎてやばい。ファンにはたまらない至福の時間でした。 掛け合いなんかは最高で・・この2人は永遠に好き。
堤さんのアニキ・・どうなんだろー。関西弁もハマってていいんですが・・
カッコ良かった・・やっぱり堤真一としてしか見れなかった私・・。
後半は幼稚園建設のストーリーで引っ張ってました。
ほっこり・・グッとくる・・そしていつまでも前向き!ポジティブ!
後味よい作品でした。
バリの魅力もいいですねー行きたくなります。
旅行というより・・ちょっと住んでみたくなるそんな衝動。
そして子供たちの笑顔・・アニキの笑顔・・なんか笑顔が光る作品です。
元気でました。
尾野さんの白目で失神しているカットはもう忘れられない。
もう・・本当に大好きな女優さんです。
楽しかった
頑張れ!自分を感じさせてくれるちょっとホロッとくる素敵な映画
気になっていた映画。堤真一さん演じる一見怪しいけどバリで誰からも愛される胡散臭そうな大富豪の『アニキ』。
この映画、その評判から『アニキ』の観た人の心を掴み、未だ衰えない人気。
「失敗した時こそ笑えや!」や「人生は縁が全てや!」「感謝の達人になれ!」とかその1言1言はありふれた当たり前の言葉。でも実はそんな当たり前のことが出来ていなくて人は深みにハマり、悩みに陥る。
例えば仕事以外で「ありがとう」って今日何回言いましたか?意外にも言っていない事に日本人は誰もが気づく。心からの「ありがとう」になれば1週間に何回?相手に求めるそれ以上に与えているのかな?
『アニキ』が「相手が喜んで欲しいと心の底から思ってるか?」とか「恩返しは一回で終わりやないで!」の言葉が心に刺さる。
「人のせいばかりにしてるから会社潰したんちゃうか?」運がないと嘆いたり、うまく行かないことを人のせいにしてしまっている人、『アニキ』が指南してくれる当たり前の事ができていない自分に気づかせてくれる。退館後に『頑張れ!自分』を感じさせてくれるちょっとホロッとくる素敵な映画。
ヒューマンドラマだから!
胡散臭さでNo.1。
…どうやらビジネスの神様はバリにいるらしい。
まったく胡散臭いこのタイトルにも怪しさが満載なのだが、
実在人物のハウツー本から今作が製作されたのは本当らしい。
アニキと称される大富豪の出立ちはノリノリ堤真一がいい味
を醸しており、彼を慕うことになる主人公・祥子役は原作本の
クロイワ氏をモチーフにしたようだ(なぜ男女変えたのかは謎)
このアニキなる人物の言動・行動の胡散臭さは総てにハンパなく、
それでいて「爽やかやろ~」なんて言うから余計に疑いが増すが、
彼の立身出世にまつわる過去が明かされると、その人格形成や、
暴走族総長を経たということなどから見て部下を纏める資質が
ある人のようだ。誰からも好かれ慕われる。他人嫌いではない。
孤児の里親になるなど、社会貢献や寄付も積極的に行っており、
あーそうか、バリで総長をやってるんだ。という風にもとれる。
爆走の場が日本からバリに移転、そこで神様となったわけだ。
彼の経営に賛同者が多いのも、当たり前の流儀や礼儀に彩られた
人間ありきの姿勢からじゃないか、と映画を観るだけで分かる。
だから、今作の李監督が徹底的に胡散臭さを前面に押し出して
コメディ化していることが、却って余計な演出に思えてしまう。
ナオトが出てくること自体(胡散臭さでNo.1)それ狙いだろうか?
アニキの成功哲学から学べる素朴な直向きさが今ひとつで残念。
(吉本興業にもいたようで、だからお笑いを?多才な大富豪ねぇ)
何、したいの?
人を豊かにする
堤真一と尾野真千子の全力の演技が気持ち良い。
ナオト•インティライミの、空気が読めないダメな男の役もハマっていた。
全体的には笑いを中心にしながら、ハウツー本がベースとなっていることもあり、自己啓発の要素も多分に含まれている。
また、照川祥子がアニキに教わったことをそのまま返してアニキを励ましたり、兄貴立幼稚園の建設を再開すべく、アニキに助けられた人々が集まってくる終盤は感動する。
バリでの生活を疑似体験できるという意味でも良かった。
ポスターといい堤真一の強烈なキャラクターといい、俺はまだ本気出してないだけを彷彿させられる。
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