愛の渦のレビュー・感想・評価
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ずんずん観ちゃう
まず、乱行パーティーが舞台なのが面白い! 現実なんだけど私たちが生活している所とは別世界の話のようで、知らない世界を見ているようでワクワクして観てしまう。 出演している俳優さんたちもなかなかきわどいシーンが多かったがうまく人間の欲を解放した姿を演じていてエロティックだった。 映画の最後に「ここにはそんなかっこいい訳ありのやつなんかいないよ」みたいなことを店員が言うシーンがあるが、こんな特別な世界のようなところだけど別に特別じゃないとさらっと言ってしまう店員がかっこよくてとても印象的だった。 最後のニートと女子大生の行末も見どころで、現実にハッと戻される。
ただのエロ映画ではない
さすが三浦大輔監督という感じの作品でした。 ちゃんと中身のあるエロ映画です。 一晩の乱行パーティーを描いた作品で いろんな立場の人が集まって、様々な 駆け引きが見れて面白い。 たしかに濡れ場ばかりの作品ではありますが その中にも人が抱える闇の部分だったり 普段見えない欲望など様々な人間らしさ が描かれていて面白かったです。 ただ同じ三浦監督の娼年とくらべると 濡れ場リアリティーさには欠けるかも。 門脇麦さんの体当たり演技はつたわったけど ちょっと行為は下手かな〜笑。
本能と理性の切り替え
が面白かった。 終盤のシーンで門脇麦が「あそこにいたのは私じゃなかった」と言い、池松そうすけの「あそこにいたのも僕だった」と、本能を認める者と認めざる者の対立に見えた。 それと生乳だけでなくあえき声も披露している、門脇麦の女優魂に脱帽...
0点エロスでは無くただの猿映画
性を扱った映画はやっぱり難しい! まず編集がダメ。間や微妙な距離感を意識しているはわかるがリアルに寄せすぎるとテンポが遅くなる上、面白くない。一番ダメなのはなぜあの場所に集まったのか、それが見えてこないレベルで8人がやらしくない、パートナーを決める理由は顔や印象といった現実とあまり変わらない選択の仕方。あんな特殊な場所に来てまでやりたい人間が集まっているのだから『なぜ』が見えてくる感情やエッチが見たかった。シンプルに面白くない。100点満点の0点!
愛情と性欲は別、性格と性欲も別、でも割り切れない。
少し興味はあったが、なかなか観ようという気にはならなかった作品。元は舞台作品と知って、それなら胃に重たくはなさそうだと鑑賞してみた。 愛情と性欲は別、性格と性欲も別、でも割り切れない。そういった事を掘り下げた作品なので、もし今悩んでいるなら観ると何か掴めるかもしれない。 やはり注目は門脇と池松なんだろうけど、最後の窪塚の部屋の片付けシーンが個人的に印象に残った。
ずっと気になっていた作品
DVDの予告を観て衝撃だったのがこの「愛の渦」でした。 乱交パーティー?門脇麦?池松壮亮?いやいや気になりすぎる! その衝撃から数年経ったのちやっと観れました。 その他の配役は誰も知らずに観たのですが窪塚洋介が出てたのにびっくり。滝藤さんも。 そしてロンハーでお馴染みの信江ちゃん。。 前半のギクシャク感が見ていられなかったけど徐々に打ち解けていきこそこそ悪口を言うシーンなんてリアル過ぎました。 そしてまさかの中盤投入の新たなカップル。。 ゆっくりテンポだけど展開が面白く終始目が離せませんでした。
エロい画ってマヌケ
笑えた。 エロ全開胸焼け映画かと思ってたけど、確かにエロはあるけど、それだけじゃない映画だった。 元が舞台というのも納得。 いかにもって感じ。 限定的な閉鎖空間で人が集まって起承転結があって解散して。 門脇麦はいい女優だな、と。 こういうのできる人ってなんだかんだで少ない気がする。 窪塚かっこいい。
エロだけでなく
密室劇に社会とそこに生きる人間模様を投影した作品。キャスティングもしっかりハマっていたし演技派揃いなので何の違和感もなく観れた。 「男と女」もよく描けていて、男としては観ていてなかなか辛いシーンもありました 笑 ラストシーンとかね、、あるよな、こういう事。若さだわ。
R18の映画。 18分しか服来てないけど、そこが問題ではなく、社会...
R18の映画。 18分しか服来てないけど、そこが問題ではなく、社会の縮図がそこにはある。 どの側面の自分も本当の自分だろうね。
●割り切れる者、割り切れない者。
リアルでシュール。一夜限りの様々な本音がぶつかり合う、その人間模様がオモシロイ。今夜は恥のかき捨てって感じで。罪悪感を突破するヒリヒリ感。行為そのものより、さり気ない一コマのエロさ。あるある感。 みんなヤリにきてるのに、最初はそれを口に出すのも憚られる。ぎこちない会話。場馴れした常連。緊張に耐え切れず、逆に笑ってしまう。勇気を振り絞ってOKもらった時の笑顔はホンモノだ。一夜限りの本音だけに、場がネガティブモードに入るとタチが悪い。違う意味で、明け方の常連と店長、童貞くんの会話がコワイ。 男って生き物は、肌を合わせると情が移る。惚れてまうこともある。一方、自分はいろんな娘としたいくせに、パートナーにはそれを許さない。高度なギャグ。 ラストのふたりのセリフは究極だ。男心、女心。 蛇足だが、昔、飲み屋で出会った自称ハプバーのマスターの言葉を思い出した。捕まっちゃったけど。「誰しも、癖(へき)があるんだよ。自分の性癖をちゃんと受け入れられたヤツは強い」。性犯罪は間違いなく絶対に許されないけれど、そういう癖がある人がいるのも事実だ。監督には、そっち側からの作品を描いてもらいたいと思った。
伝えたいこと
なかなかの長い作品ですが何を観てる側に伝えたいのかイマイチわたしには分かりませんでした。 しかし、どう撮影をしているのかこういった場は実際にあるのか疑問です。また連絡先交換NG.帰る時間をズラすなどありましたが、あの5時間の間に待ち合わせを決めたり連絡先を教えあったりいくらでも繋がり方はあるなと思いました。
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