「笑って笑って、最後切ない」愛の渦 suzume426さんの映画レビュー(感想・評価)
笑って笑って、最後切ない
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別のレンタルDVDで予告を見て気になったので借りてみました。
実力のある役者さんが身体を張っている作品みたいだったのできっとアタリのはず!と思って見たら…
アタリでした☆
それぞれ普通の人なんだけど
普通じゃない場所=身体が目的とハッキリした場所でどんどん本能がむき出しになってきます。
通常まず人となりを知って身体のお付き合いとなるものが、順番が逆になるとこうも簡単にお互いをさらけ出せるようになるのか、、という図がテンポよく描かれていました。
コミカルで何度も笑いました。
ただ、タイムリミットになり窪塚洋介さんがカーテンを開けて朝日を浴びるシーンから
一気に全員が現実に引き戻されたような感覚は
メリハリがあって観ているこちらもシャキッとさせられるような気になりました。
門脇麦さんがラストシーンで出した結論は
結局身体で何度愛し合っても、全てを知って愛しあえるわけじゃないと、今迄を一蹴されたようで、
池松壮亮くん演じる彼の気持ちと朝の寂しさを思うと切ない気持ちになりました。
若い頃、よく夜遊びして始発で帰ったりしてましたが朝日が寂しかったなあとふと思い出しました。
見応えある作品でした。
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