007 スペクターのレビュー・感想・評価

映画『007 スペクター』を見てきました。先行上映でしたが、さすがに007だけあって、お客さんはたくさん入っていましたね。カーチェイスあり、素手の格闘ありと、そつなくスパイ映画として、まとまっています。ただ、なんというかなぁ、余裕がないというか、やたら暗いいと言うか、もう少しユーモアがあってもいい気がしますね。 それだけ、ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドと言うのは、イアン・フレミング原作のジェームス・ボンドに最も近いのかもしれませんね。
それと、ボンド・ガールが確かに個性的と言えば個性的なんだけど、少し残念です。かつての『ロシアより愛をこめて』のダニエラ・ビアンキのような正統派の美女であって欲しいとこですね。ということで、評価は⭐️⭐️⭐️⭐️です。

オープニングからエンディングまで、007シリーズらしい要素が満載でした。いろんなシーンに、これまでのシリーズのオマージュがちりばめられていて楽しめました。
マンネリって言えばそれまでだけど、やっぱりこの雰囲気はいいですよ。

ダニエル・クレイグもレア・セドゥも最高にセクシーでした！
CGなしのアクションも迫力満点！
ストーリーも今シリーズを見ていれば比較的わかりやすい流れだったかなと。

ミッションインポッシブルよりもアクション映画でした。
やっとこの人のジェームズ・ボンドに慣れてきたとこでしたが…

ダニエル・クレイグasジェームズ・ボンドのカッコよさが遺憾なく発揮されすぎている。これは惚れざるをえない…
もっと出てくれ。

2015年の心残りはこれとクリード。スターウォーズで少しかすみ気味になってしまった話題作。ダニエルグレイグ引退の声も聞こえるが果たしてどんな出来栄えなのか？

結論からいうとあ、ダニエルグレイグ引退ですねこれは笑。すごいよかった！今までのダニエルボンドのシリーズを総括する作品！前3作全てがタイトルの「スペクター」の陰謀であったというスケールの大きな話に！

まずOPがよかったスカイフォールとはまた違った味わい。ヴェスパーやルシッフル、ドミニクグリーンやMr.ホワイトなどもうこの時点であ、ラストなんだなと察した笑。

今回のボンドも相変わらずやり過ぎメキシコの事件の時は目立ちすぎだし、スパイの自覚ないでしょ！笑
停職処分くらってもまったく従わずにローマに向かうボンド。そこである組織の会議に潜入。
ここのシーンがやたら映画館の予告で流れててそれで気になって見に行ったようなモン笑。オーベルハウザーの大物感すごくてゾクゾクした後光差してたし笑。

そして恒例のカーチェイス。アストンマーチンかっけぇ5.5億(Ｑ説)！笑
またすげぇドラテクかつローマの街並みが最高にオシャレ。

そして今作のボンドガール、レアセドゥ！！あぁ！！好き！！(キモイ)
出てくるまで1時間弱。遅い！！笑
ボンドを遠ざけながらもだんだん距離を近づけていき、電車でのドンパチを乗り越え、発した一言。
この後は？(字幕)
いいなあぉあああああぁ！！！！
おのれボンド。ヴェスパーを忘れたのかこのやろう。

スペクター秘密基地が崩れ去るギネス認定の爆発もものすごかった。煙すごすぎて火が見えない笑。
MI6の本部が崩れ去るのも壮大だったし、最後にＱ課が揃い踏みで活躍したのがよかった！もうちょいＱとマネーペニーに活躍してほしかったけどなぁ。

最後にボンドは引退し、マドレーヌとどこかへ消え去って行った。。
忘れ物だっていってアストンマーチン持ってくシーンかっこよすぎでしょ笑。

ニュースでダニエルグレイグはまだ一本契約が残っていると言っていたらしい。このキャストで007をまだ見たい気持ちはあるけどもう引退もしちゃったし、初めてハッピーエンドで終わったわけだからこのままでいいんじゃないかと自分は思う。
次のボンドは誰かなー？でも実際ダニエルボンドも見たいなー笑。

ダニエルクレイグの007は、ジェームズボンドのスパイとしての成長をシリアスに描くシリーズとなっており、カジノ～スペクターまでストーリが繋がっている。で、このスペクターで全ての謎が解き明かされるという構成になっているわけだが、スペクターで、漸く従来の勧善懲悪的な007スパイアクションになっており、最後もすっきりする感じで終わるので、ダニエルのシリアス007をもうこれ以上作る必要はないと感じた。ダニエルがインタビューで次をやるくらいなら死んだほうがましとか、やるなら金のためだとか厳しいコメントを目にしたが、この作品を観て納得した。

前3作、特に前作スカイフォールを観てから行かれることをお勧めします。

とにかくダニエル・クレイグがかっこよかった！
彼のボンドは、人間味溢れるといいますか…哀愁や悲しみ苦しみを瞳から感じることができ、代々のボンド役の中で最も好きです。

今作も、オープニングシーンからぐいぐい引き込まれました。
また、ストーリーを暗示していて素晴らしい。
さすが007シリーズだな、と感服。

次回作からボンド役が交代するという噂もありますが、ぜひダニエル・クレイグさんでもう1作お願いしたいところです。

冒頭にガンバレルがきて、完成された007となりました。
次回作はあるのかな？あって欲しい。
本当に、スーツが似合っていました。

ストーリーはともかく、ダニエル・クレイグのカッコよさは鉄板だね。

前作も見てはいましたが、スペクターを見ながら思い出す程度だったので話を理解するのに苦労しました。
思いの外、話が続いている感じだったので前作を見ていない人には何が何やらよくわからないと思います。
見ていてもはっきり覚えてないので、ところどころ理解できないところがありました。

やっと観に行けました。
いきなりかっこいいです、ボンド…ジェームズボンド。新しいアストンマーチンの出番がもう少し欲しかった…！笑

トレーラーの最後にwill returnってかいてあったのでまた次回作が楽しみです。
ダニエルクレイグなのかな？スカイフォールの時点で年寄り扱いだったので流石に次は変わるのでしょうか。物語的にも区切りがいいですしね。
とにかく楽しみです。

ダニエル版ボンドから観始めましたが、予想以上に完結しちゃった感でなんか寂しい…。
でも話としては今までのがまとまったので良かったです。

ただ、スカイフォールのほうが傑作でしたね。好き嫌いあるんだろうけど。ちょっと中盤だらけてしまったし、ストーリーの重みが物足りない～

色んな都市がでてきたけどアクションシーンとしても雰囲気としても、オープニングのメキシコシティが一番ステキ。

前作はWOWOWで観ましたが007シリーズはあまり良く知りません。

スカイフォールもイマイチだったので迷いましたが観てみました。

冒頭のヘリアクションは面白かったです。カーアクションはコミカルなシーンもあって楽しめました。

でも、話が複雑なのでイマイチ乗っかれませんでした(´･_･`)

この手の映画はスリムなアクションとスリル感と明快さが無いと楽しめません。

私はどちらかと言うとボーンシリーズやMiシリーズの方が好きです。

ダニエル・クレイグになってから、
ストーリーに深みが出たよね！

ダニエルが出た４作のストーリーが
繋がっているのも良い！

今までは、ただの女好きのスパイだったのが、
心の闇や愛など人間らしさも
表現されていて、素晴らしい！

４作目も、ダニエルのファイナルに
ふさわしい出来映え！

でも、007は、永遠不滅であって欲しい！
次回作にも期待！

好みの問題で意見は分かれているようだけど、往年のボンド映画が
好きだった人は懐かしい箇所満載！で楽しめる。自分も初代ボンド
でハマったクチなので(だからＨネームがsean)色気と小道具と笑い、
スマートアクションと単純さが売りの作品と思うファンの方だった。
そんな古世代にどうぞ～♪といわんばかりにオマージュ満載の本作。
新Ｑとのやりとりも楽しい。ダニエルになってからボンドで笑った
ことが殆どなく(失礼ながら色気に程遠い)ラブシーンにも滅入った。
これで完結？あともう一作？となったダニエルのボンドが方向転換
して出来たような本作。もちろん色気には程遠いけど^^;他の部分で
楽しめたので由。とにかく冒頭のド派手なヘリ、その後の乱闘列車、
砂漠での大爆破というアクション面で大いに楽しめるのでまずまず。
ただ勢いにのって走る前半と後半の凡庸なテンポとの落差が大きく、
ヴァルツの悪役もセドゥのボンドガールも今ひとつハジケていない。
そこは全部Ｍｒ．ヒンクスのバウティスタの迫力に持っていかれる。

(今思えばダニエルに決定した時かなり非難轟々だったのに偉いよね)

今作は残念ながら超ちんちくりんだった。
よくわからない美術館のよくわからない展覧会に迷い込んでしまったような気分。
つまりところどころものすごく美しくて心を奪われるんだけど、それ以外は毎秒5回のあくびを我慢できないほどに退屈。
映画館の少なくとも3ヶ所から盛大ないびきが聞こえてきたし、年末の連休だというのに席は7割くらいしか埋まっていなかった。

溜息が出るほどの絶景、洗練され尽くしたスパイの美しい身のこなし、英国ならではのシニカルな笑い、5億円のスーパーカー、たった数回の派手なアクション。
羅列してみると充分に聞こえるけれど、実際は全く物足りなかった。
ダニエル・クレイグ好きなんだけどな。
とかく慰めの報酬とカジノロワイヤルが最高だった。

オープニングのサム・スミスに象徴的だなぁと思ったんだけど、芸術的な映画に仕上げようとし過ぎるあまりに派手な演出を盛り込む隙がなくなって、精彩を欠いてしまったような。
4Kチャンネルでやってる超高画質の旅番組じゃないんだから、「映画館で観て良かった！」と思える作品であって欲しかった。

ボンド・ガールがあんまり好みの美人じゃなかったというのもテンションダウン。
流し目の表情がわざとらしくて、誘うというより睨みつけてるみたいだった。

小道具もメキシコシティを筆頭に各ロケーションに合わせたオシャレさに心が躍り、ローマの街並みをカーチェイスする迫力にも心が躍りました。
これはオススメ

過去のを見てないとわからない部分が多い。
ボンドも敵も一々マヌケで、007ってこんなんだっけ？
全体的に007ッポイシーンを繋げただけという感じで残念だった。

以前に鑑賞すれどこの評価だったと云うことはどうも物語の内容が良く理解出来てなかったのかも・・・2021年9月26日TV放映で再見するもやはり内容が入ってこない。ストーリーの進行がちぐはぐのような気がするし、何か別のテキストでも読まないとストーリーがもし理解できない作りになっているとしたら、これはやはり映画の出来としては失敗と言って良いのではないか。ただそんな中でも映像的見せ場は多いし、何よりもダニエル・クレイグのかっこよさは他に替えのきかない唯一無二で、加えて今回のボンドガール、レアセドゥーの美しさは破格だ🎵これだけでもこの映画の存在価値はやはりいつものようにダイヤモンド級と言えよう。