007 スペクターのレビュー・感想・評価
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見えない怖さと大きさ
これでダニエル版は一段落?と、言うよりは敵が敵だけに、もうちょいお願いしますよーな今作品。等身大なシリーズだっただけに、オーベルハウザーも等身大で、不可思議な恐ろしさは少しだけ減少かな?それでも好きなシリーズに変わりはありませんが、個人的にはスカイフォールかなぁ。
長い…
2時間を超える必要はなかったのでは?
例えば、オープニングの主題歌って要る?
それはさておき、ダニエル・ボンドは4作目で早くも今回で降板という噂が出ており、少し気になりましたが、まずまずの内容だったのではないかな…と思う。一連の「続き」が意識されているシリーズは、ダニエルボンド作品の特徴ではないかな?
誰かがレビューで、初代コネリーからの各ボンドの長所短所を比較していましたが、今回はっきり感じたのは、1人の人物を複数の俳優が交代で演じているのではなく、言ってみれば歌舞伎役者のように、あくまでもMI6の中の「007」というポストについた人物がジェームス・ボンドと名乗るという設定で、コネリーボンドが「007」の何代目かは知らないけど、代々、異なる人物の話なのでは?と思いました。今回は劇中でも、はっきりと2000年代以降とわかる台詞もあったし。もっとも、カジノロワイヤルの時にVaioやらサイバーショットを使いまくっていたけど…。
だから、比較論はナンセンスではないかと思う。
そうした中で、今時点のボンドのトラウマの話という風に理解すると、それなり楽しめると思う。
ただ、派手なアクションは、トム・クルーズのイーサン・ハントと同様に、ちょっとヤリすぎかな…と思う。これ自体に、面白かったという感想はないかな…。
かっこいい
安心して鑑賞出来るアクション
最高傑作★★★★★
「007」のファンで本当に良かったと感じることができる素晴らしい作品。全ての集大成。
『カジノ・ロワイヤル』から始まるダニエル・クレイグ版は、ジェームズ・ボンドが「007」として成長していく過程を描いたもの。ジェームズの"過去"が、物語に大きく影響しています。
そして、彼の"過去"を象徴しているのが、まさに「スペクター」なのです。ショーン・コネリー版などの初期作品で度々登場してきた「スペクター」が、なぜ今になって復活したのか。これは観てみないと分かりません。
前作『スカイフォール』で壮大な序章は完結しました。お馴染みのQやマネーペニーなどのキャラクターも復活し、興奮したのを覚えています。そして、これら3作品を背景に繰り広げられるのが、『スペクター』。これだけで鳥肌が立ちます。
旧シリーズへのオマージュが散りばめられた演出の数々に、思わずニッコリ。ガジェット搭載のアストン・マーティン、列車の中での格闘、敵の派手すぎるアジト笑…
さて、クレイグ版はボンドが自身の"過去"に立ち向かう物語です。彼はついに、"過去"の亡霊たちと対峙します。かつて自分が殺した者、愛する者…彼らがボンドに襲いかかります。だからこそ、クライマックスが泣けるのです!サム・メンデス監督の持ち味である人間ドラマの描き方が、もう見事としか言えません。トーマス・ニューマンの音楽も最高です。
ボンド映画でここまで感動するとは思いませんでした。「007」は、映画の枠を超えました。観る人の感情を揺さぶり、夢中にさせてくれる。製作陣、そして人間ボンドを演じきったダニエル・クレイグに、心から拍手を送りたいです。
シリーズ最高傑作★★★★★
ボンドファンじゃない人もボンドファンも見て楽しめる!
カッコいい
007
ダニエル・クレイグ讃
普通すぎる
せっかくのクリストフ・ヴァルツ論
IMAXで見るべき
クレイグ・ボンドがいよいよ円熟してきて、溢れるような色気のスーツ姿でこなすアクションは大画面で、特にIMAXで見るべきものとなってますね。
冒頭のヘリアクションで、地上の人々が逃げ惑う様や引きで撮ったヘリの中で本当にパイロットの首を後ろから締め上げている様子は大画面それもIMAXでなければ充分に楽しめないのではと思われるし、荒野をゆく列車の美しさも大画面ならではでしょう。
この映画はどういうフォーマットで見たかにより評価が変わってしまう作品だと思う。
しかし、原点回帰と言われるが、そうなのかなぁ〜…
007初体験がムーンレイカーで、それきり見なくなった私としては、これも充分にクレイグ・ボンド作品だと思う。
惜しむらくは、悪役のスケール感が足りない。肉体担当はあんなラグビー選手みたいな感じじゃなくてもっと怪物感がなくてはいけないし、ラスボスの動機もスケールが小さ過ぎ。
とはいえ、ボンドガールのレア様は最高だし、裏ボンドガールのQも見せ場充分。それだけで5億点!ではないでしょうか。
007ファンのための007
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