「ヒロインと共に闘い、仕事完遂より愛を選ぶ現代的ジェームズボンド」007 スペクター Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒロインと共に闘い、仕事完遂より愛を選ぶ現代的ジェームズボンド
サム・メンデス監督(007 スカイフォール等)による2015年製作のアメリカ映画。
原題:Spectre、配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント。
これまでのボンド・ガールではなく、医師で共に闘うヒロイン設定の仏女優レア・セドゥが凄い美人とは思えないがとても魅力的で、007映画だけにキャラクターがとても新鮮に感じた。豪華列車内での青緑系パールカラーのイブニングドレス、最後の方のトレンチコート姿等、彼女の衣装も素敵だった。
出だしのアクションは少し物足りなかったが、飛行機で捕らえられたヒロイン乗る車を追いかけ、両翼破壊も爆走して救い出すシーンはアイデアも含めて素晴らしいアクション・シーンであった。
最後、敵の逮捕という仕事の完遂よりも彼女を選んだボンドの決断も現代的でとても良かった。そして、助手席にレア・セドゥを乗せてのアストンマーティン(英国高級スポーツカーメーカー)DB5(プレートナンバーは歴代及び前作と同じBMT216A)登場のラストシーンも、前の方の修理中の映像を受けて、とてもお洒落。
製作バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、製作総指揮カラム・マクドゥガル、原案ジョン・ローガン 、ニール・パービス 、ロバート・ウェイド、脚本ジョン・ローガン、 ニール・パービス 、ロバート・ウェイド 、ジェズ・バターワース、撮影ホイテ・バン・ホイテマ、美術デニス・ガスナー、衣装ジャイニー・テマイム、編集リー・スミス、音楽トーマス・ニューマン、主題歌サム・スミス。
出演、ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)、クリストフ・ワルツ(オーベルハウザー)、レア・セドゥ(マドレーヌ)、レイフ・ファインズ(M)、モニカ・ベルッチ(ルチア)、ベン・ウィショー(Q)、ナオミ・ハリス(マネーペニー)、デイブ・バウティスタ(ヒンクス)、アンドリュー・スコット(C)、ロリー・キニア(タナー)、イェスパー・クリステンセン(ミスター・ホワイト)、ステファニー・シグマン(エストレラ)。
Kazu Annさん
こんにちは(≧▽≦)
共感をありがとうございます。
そして、ステキなレビューを
お届けありがとうございます。
キャラクター達の存在感
カッコいい、渋い、美しい・・・
スピード感ある展開
ダニエル・ボンド 好きでした⭐