「宿敵再起動」007 スペクター しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
宿敵再起動
ジェームズ・ボンド・シリーズ第24作。
DVDで3回目の鑑賞(吹替)。
原作シリーズは未読です。
ジェームズ・ボンドの宿敵、スペクターがカムバック。その首領とは、ボンドの過去と密接に関わりがある男、ブロフェルド…。復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
往年の敵が数十年ぶりに復活したのは、オールド・ファンにとったら堪らない出来事だったのではないでしょうか?―「ダイヤモンドは永遠に」以来の登場とのこと…
ブロフェルドはボンドが封印して来た過去から現れた男。まさに亡霊そのものでした。因縁に決着をつけるため、過去と向き合いながら、壮絶な戦いに身を投じていきました。
とにかくクリストフ・ヴァルツが素晴らしい演技。得体の知れない不気味さを漂わす人物を演じさせたら、この世に右に出る者はいないんじゃないかなと思わせられました。
シリーズ最長の上映時間のため、ダレてしまう瞬間があったことは否めず。しかも出来映えは可も無く不可も無く。安定感抜群の普通の作品になってしまっているのが残念でした。
やっぱり「スカイフォール」しか勝たん(笑)。
[余談1]
スキアラ夫人を誘惑するシーンは、あの決めゼリフも飛び出して、マジでボンドの真骨頂だなぁ、と思いました(笑)。
[余談2]
デイヴ・バウティスタが出演していたなんて…
3回目観るまで全く気づいていませんでした。
[以降の鑑賞記録]
2020/12/30:Blu-ray(吹替)
2021/09/26:新作公開スペシャル(地上波初放送)
※修正(2022/11/02)