「カンバーバッチの透明感」僕が星になるまえに なつみさんの映画レビュー(感想・評価)
カンバーバッチの透明感
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カンバーバッチが大画面で見れる!しかも初主演作!
というミーハー気分で二回観に行ったのですが、気付けば完全にのめり込んでいました。
末期ガンで余命わずかな青年の話ということで少し身構えていましたが、病気のことをジョークにしていたり、男四人のやりとりを見てるとあまりに下らなくて結構笑いました(笑)
時折ジェームズ(カンバーバッチ)の気持ちの波が表れるシーンは、自身の死と友人たちの現状への苛立ちともどかしさに満ちていて、観ていて胸が締め付けられるようでした。
話が淡々と進んでいく分、感情の起伏(と言っても抑え目な演出ですが)があるシーンはとても鮮やかに見えました。
全体を通して、舞台となる海岸部の美しい風景が素晴らしいです!
ですがそれよりも、友人たちに囲まれて幸せそうだったり、時折物思いに沈むカンバーバッチの、透明感のある表情に引き込まれました。もっと彼のいろんな表情を見てみたいと思わされます。
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