ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 解答編のレビュー・感想・評価
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大どんでん返し!
監督と脚本は『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』『残穢 -住んではいけない部屋』『殿、利息でござる!』『決算! 忠臣蔵』の中村義洋
オレンジのカウンタックを乗り回し余命幾許もない良枝未亡人の依頼を受け藤堂家にやってきた探偵マダム・マーマレードと助手マダム・バルサミコ
依頼は30年前に肺癌で亡くなった世界的に高名な映画監督藤堂俊之介の遺言「最初の台詞」の謎
謎を解く鍵は藤堂俊之介一般未公開の短編映画3本
解けない謎はないと豪語するマーマレード
日を改めて再び屋敷を訪れる解答編
探偵マダム・マーマレードに川口春奈
探偵助手マダム・バルサミコに高畑淳子
藤堂家の執事で藤堂監督の助監督だった田中に山崎一
藤堂夫婦の長男で既婚者の藤堂俊一に池田成志
藤堂夫婦の次男・藤堂俊二にオクイシュージ
俊之介の妻で元女優の藤堂良枝に井口恭子
短編映画3本に謎を残し30年前に亡くなった映画監督・藤堂俊之介に若松武史
藤堂家の顧問弁護士・斉藤に並樹史朗
『つむじ風』看板
新出医院の看板と佐智子の時間割
りたきつし
『鏡』反対
反転する5つの文字
まにのはん
『やまわらわ』辻の名前を知っているか
すあしつじ
しんじつはつきのした
暗闇ヲ聞ケ
あいす われた なかを
大どんでん返し
藤堂俊之介監督の恋愛対象は男だった
妻に対する愛情の言葉ではなかった
短編映画3本は田中に対するラブレターだったのだ
同性愛はむかし禁断だけど今もあまり変わらない気がする
たしかに美輪明宏みたいに同性愛をカミングアウトした途端にテレビなどのお仕事を干されるようなことはないだろう
公で同性愛について差別的な発言をすればネットでそれを批判する著名人は珍しくない
差別はだいぶ改善されたように見えるがそれはポリコレ棒に叩かれては面倒だと表に出なくなっただけだ
物事に好き嫌いというものがあり心の底までとなると簡単ではない
石橋貴明のホモキャラを笑い懐かしんだおじさんおばさんは多かったはず
まだまだ志なかば一里塚
ポリコレ棒より対話
抗議より和解
同性愛が認められた国はなにも恐喝めいたゴリ押しで実現させたわけではあるまい
自民党では比較的リベラルな岸田総理の任期中に少しは変わるだろうか
エンドクレジットには正解者の名前が
殆どが本名ではなくペンネームだった
朝日新聞の川柳は一応実名らしい名前で投稿するんだけどな
話の内容としては嫌いじゃない
最後の謎解きも良い
企画抜きで一本の映画なら場合によっては星4の作品といえる
ネックは映画館で1本1800円2本で3600円
出題編に比べ解答編はかなり短い
今では毎週水曜日と毎月1日は1200円で高校生以下は1000円なのでやりくり次第でお安く鑑賞できるが公開当時の2013年はどうだったか
土日休みだと1日じゃない限り1800円払うハメになるからな
高すぎるよ
法律でどこの映画館も通常1500円以下にしてほしい
値下げしたら今より客が入るだろうし損はしないと思うけどな
それにしても川口春奈は10年近く経っても変わらず綺麗ですね
あまり高く評価されていない役者だけど
これが映画といえるのか
ただ、解答を説明するだけ。それ以外の内容はない。解答はネットで調べれば十分で、本作を観る意味はまったくないと思う。尺も異常に短いが内容も異常に薄い。
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