「最初からクライマックスだぜ!!!!」るろうに剣心 伝説の最期編 もんさんの映画レビュー(感想・評価)
最初からクライマックスだぜ!!!!
最初からクライマックスでした。佐藤健だけに(笑)
前作の前半ほどテンポは悪くはなく、すんなり観れました。
のっけから谷垣アクション炸裂していましたが、もう少し剣心の成長を描いてほしかったですね。
あと師匠役の福山雅治が微妙でしたね…。ただたんにドSな福山でした。それが残念です。
佐藤健は相変わらずアクション頑張っていてえらかったです。シリーズ1頑張ってました。佐藤健が得意なブレイクダンスの動きを取り入れたアクションや、カポエイラのような足技などが登場し、谷垣さんの“本気”が伝わってきました。
ラストの煉獄でのアクションシーンはハリウッドにも通用するレベルに仕上がっていました。剣心と宗次郎のアクションシーンはパルクールを取り入れた動きが多く、とにかくスピーディーでよかった。
志々雄とのラストバトルは凄まじかったですね。
佐藤、伊勢谷、江口、青山、藤原の5人が一緒にスクリーンに登場するとすごい迫力がありました。いやほんとラストバトルはよかった。
志々雄がしぶと強い(笑)
そして剣心の首に噛みつくあのシーン、賛否両論ありますが僕はよかった。志々雄特有の攻撃的な戦い方が全面的に現れていてgood。
また、前作では見せ場なしの江口洋介もばっちりアクションしてくれました。ちょっと余裕ない感が伝わってきましたが、それでもかっこよかったです。
伊勢谷友介も相変わらず良い演技してましたしアクションも素早く、それでいて迫力のあるものを見せてくれました。
ただ左之助と安慈の戦いは微妙だったかな…。相変わらずの格闘戦なのに前作とあまり変わらず…。志々雄との戦いでも斬馬刀はいっさい登場しませんでした。
原作でも使わなかったけど、ラストシーンなんだから、そこは持ってほしかった。蒼紫も一も剣心も刀なのに、左之助だけ格闘てちょっとな…。
微妙な点はそこくらいですかね。他は大変満足できました。
邦画1のアクション映画になりました。
『ルパン三世』や『ガッチャマン』など糞な原作レイプアクション映画があるなか、このシリーズはしっかりと映画としてなりたっていました。
微妙なアクション映画が増えるなか、最後まであの高クオリティのアクションをやりきった俳優たちに拍手