「【最強は誰か】」るろうに剣心 伝説の最期編 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【最強は誰か】
剣心を海岸で見つけたのは、比古清十郎だ。
飛天御剣流の継承者にして最強の剣士だ。
比古清十郎から飛天御剣流の奥義を授かるための竹林での剣の交わりは、実は、伝説の最期編で一番好きな場面だ。
剣を交えるというより、比古清十郎と剣心の対話が印象的だ。
怯えや恐怖を振り払うように繰り出す剣は人斬りを生むと言う比古清十郎。
では、生きようとする強い意志を備えた剣が人を殺さず生かす剣であるいうのは、どういうことなのか。
何が違うのか。
或る意味哲学的な問いかけでもある。
その後の戦いは、ご覧の通りだ。
もう何度死んでもおかしくない大バトルアクションになっている。
宗次郎、四乃森蒼紫、志々雄真実を次々に破り大円団を迎えるが、個人的には、最強はやっぱり比古清十郎だと思う。
あと、飛天御剣流の奥義は天翔龍閃だった。
漫画を読んでいたので、九頭龍閃はいつどこに行ったんだっけと思い返している自分がいる。
劇場版第一話で、頬の十字傷について語られる場面がある。
この続きは、そこにフォーカスした物語になるらしい。
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