MONSTERZ モンスターズのレビュー・感想・評価
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もったいない!
とにかく役者をもったいない使い方している。。
あんな特殊能力あったらさぞかし素晴らしい奇想天外バトル、、と思いきや、2人が闘うシーンてけっきょく物なげたり殴ったり刺したり、、おいおい。。
藤原竜也が一斉にひとごろしするシーンが見所?なんだか胸糞。。
山田くんと出会っていきなり坂を転がり落ちだすなんて変。
それまでどうやって世間から隠れて生きてきたのか掘り下げてほしかったし、体が黒化?していくルール?や設定もわからない。山田くんは能力発動するたびにどこか腐ったりしないのは異常に丈夫な能力の持ち主だから?
子供の頃からAKIRA持ち歩いてたらもっとボロボロになると思うし。
母がもちっと活躍してたら泣けたかな。
ギター修理のお父さんは生きててほしかった。
オチはライアーゲームのみさみさかよ。と。。
なんなら目隠し解けてあらら、、みたいなラストシーーンにして期待度あげてほしかった。
つまらん。
全般イマイチ でも、テーマは良かった ^ ^
Monsterz
この映画は、正直つまらなかった。。
何がつまらないか。
一番は、中途半端感かな。
ホラーでもなく、心理描写もイマイチ …>_<…
山田孝之、藤原竜也という演技派の俳優の演技も中途半端にしてしまうようなストーリーであった。
特に、最近気になる山田孝之さんの演技が楽しみだっただけに、もう少しいいストーリーにしてもらえたら。
とはいえ、テーマ自体は良かったと思う。
ズバリテーマは、死ぬまでいきる。
そして、どんな人間も、人に限らずかな、生まれてはいけない。
なんてことは、ないんだと ^ ^
このテーマが随所に散りばめらた作品でした。
ホラーに走るか、このテーマを深掘りして心理描写をもう少しみせても。
か、色々なものを俳優達に任せようとしたのか。
なんにしても、今回は、化学反応は、おきなかったと言わざるをえないかな。
強引感は、多少ありましたが、とはいえ、死ぬまでいきる とてもいい言葉でした ^ ^
自分としては、とても大切にしたい言葉になりました。
要所要所でしらける
好みによって感想が分かれるとは思いますが、あくまで主観です。
公開日に見ましたが、ただただ人が死ぬ怖い映画という感じだった。
殺し方もホラー映画ぽく、不気味で後味の悪さがあった。
”男”に操られて終一を襲いに来た大柄の男2人組が突然めちゃくちゃに殴りかかるシーン(しかもコンクリートの壁に穴が空くレベルの怪力。普通の人間じゃありえない。)や、ホール内に居る人間全員が操られてつぎつぎに終一に対して席から立ち上がって罵声を発するシーンやホールの上階席から操られた人々が自ら次々飛び降りて死ぬシーンなど、「え…???なんで?」としらける場面が多々あった。
しかも、藤原竜也が出演しているのだから、頭脳戦的な要素も期待していたが、”男”に立ち向かう人々や警察の行動がちょっとお粗末だと感じた(”男”が視界に入った人を操れることはわかりきっているなら、SATなどが銃で狙撃するより隙を見て目を隠せばいいのではないだろうか…逆に警察の群衆など大勢で立ち向かえば向かうほど大変なことになるのはわかりきっているのではないか…など)。いろいろとツッコミどころが満載だった。殺し方の残酷さや不気味さはホラー映画的要素でもあるので、この映画の設定においては必要ではないと感じた。見終わった後に「怖かったけど面白かった!」ではなく、「ただただ怖かった。不気味だった。以上。」という後味の悪さしかなかった。強いて良い点を言うなら、藤原竜也の目力の強さと山田孝之の格好良さと2人の演技力である。
ホラーでもなく、心理劇も物足りず、的を絞らずにサラリと描いたため、中途半端な印象の作品
藤原竜也Vs山田孝之という今の邦画界の若手俳優陣を代表するキャストを投入した割には、いまいちふたりの演技力を活かしきってない演出だったと思います。
結局、人の心を自由に操れるモンスターの存在でパニックに陥る恐怖をキイにするのか、それともそんなモンスターとなってしまった人間の内面をえぐり出し、孤独感や疎外感を浮き彫りにしていくのか、ホラー出身の中田秀夫監督は、的を絞らずにサラリと描いたため、中途半端な印象の作品となってしまいました。結局落とし所としては、戦いの果てにふたりのモンスターがお互いの名前を知り、心情が通い合うことで、友情らしきものが芽生えてしまうという青春群像劇みたいなところに着地して、オイオイ!と注文をつけたくなったのです。
もっと酷評すれば、無難な演出なんですね。藤原竜也は、得意の自虐キャラで期待される役柄どおり落とし込んでいきます。山田孝之もまた得意の巻き込まれ型キャラで、藤原に引っ張られながら、最後は怒りを爆発させていくところは、これまた期待される役柄どおり。中田監督も、例えば操られた群衆が次々ホールの2階席から飛び込み自殺するシーンや、男の父親が自身の首を捻って死んでしまうシーンなどは不気味でおどろおどろしさが出ていて監督らしい演出でどんどん画面に引き込まれていきました。
それがホラー並みに怖く感じられなくなるのは、他人を自由に操れる超能力というワンシュチエーションでは、すぐ慣れてしまうのです。人間を操れる男と唯一操られない男之がバトルするというホコ×タテ的関係だけでは、単純過ぎて掴みはそそられるけれど、見飽きるのも早いと言うことでしょうか。
しかも中田監督の割には、割とあっさり目の演出で、他人を自由に操れる男が登場するシーンでは、ホラーのような鳴り物入りで、出るぞ出るぞという前振りが全くなく、予想通りに普通に登場するのですね。
かといって、自由に操れる男の内面描写も皆無。少年時代に自らの父親を殺そうとしたときの葛藤もなければ、成人して多くの群衆を殺そうとするときも全く躊躇がありません。藤原竜也のポテンシャルを考えれば、もっと複雑な内面を描くことも可能だったはずです。
観客の期待するところは、ホコ×タテ的関係からくる「禁断のバトル、勃発。」というキャッチに連想される息もつかないほどの緻密な頭脳戦でしょう。同じ藤原が主演する「サンブンノイチ」のような先読みできない駆け引きとドンデン返しが続くところを期待したのですが、普通のアクションに納まってしまいました。自由に操れる男が群衆を駆使して、自分の能力が一切通じない田中終一を追い詰めることは、誰でも思いつくこと。もっとアクションだけでない「隠し玉」を見せて欲しかったです。
だいたい自由に操れる男を捕まえようとする警察は、アホすぎます。こいつら学習能力はないのかと思うくらい、追い詰めては操られて同士討ちに追い込まれてしまうのです。自由に操れる男の弱点が目を見えなくなると能力が使えなくなるということは、はっきりしていたので、催涙ガスを使うとか、もっと対策があったはずです。
さらに、自由に操れる男のもう一つの弱点はその能力を使うと、使った量に応じて体の一部分が壊死するという設定でした。男はどんどん体中がボロボロになっていくのに、構わずその能力を使い続けます。余りの痛みで集中が途切れて、支配したはずの群衆が一瞬解放されて、田中に反撃を許してしまう隙を与えてしまうのです。けれども、せっかくの数少ない弱点なのだから、もっと活かして欲しかったです。例えば田中の仕掛けた罠で、あえて能力を使い込ませて、片手を使用不能に追い込み、警官から奪った拳銃を使えなくさせたりなど、アイディアを捻って欲しかったですね。
こうしてみてみると、自由に操れる男はなんで異常に田中に執着したのか。ずっと世間から隠れるように生活してきた男がです。一人ぐらい唯一通じない人間がいても仕方ないと割りきっていれば、自分の身体を犠牲にして、能力を酷使する事態は避けられたはずです。まぁそれをいっちゃあ、物語が成立しなくなりますけどね。
ところで自由に操れる男の能力が唯一通じない田中の持つ、もう一つの能力が怪我してもすぐに治ってしまう不死身な能力。これもなにげに凄い能力なのだけれど、作品中では、どうしてそんな能力を持ち得たのかについては、説明はありませんでした。ただ自由に操れる男に対抗するための宿命として生まれてきたいうことのみです。
田中は、Twitterで人気の地図プロガーという設定。だったらそういうところを活かして自由に操れる男の出没情報をチェックするという演出もあり得たのではないでしょうか。振り返ってみると、自由に操れる男が出没する場所は、以外と限定的。まぁ、撮影の都合もあったのでしょうけれど、箱庭の小さい世界で起こっているような作品の世界観の狭さを感じてしまいました。
印象的なことは、大群衆のエキストラが一斉に静止するシーン。自由に操れる男のみが動き回るなかで他の群衆たちはぴくりともしません。宙に浮いている風船まで静止しているのには、さすが世界の中田監督!芸が細かいなと感激しました。でも、このシーン、撮影されたのは、真夏の酷暑だったそうで、さぞかしエキストラの人達は、長時間ずっと動かないことを強いられて大変だったろうなと思います。
男の能力は、時間が止める能力ではないので、群衆たちは静止しているのでなく、動けなくなっているだけです。大勢が生々しく自由が奪われて、立ち止まっている映像は不気味であり、中田監督の真骨頂を覗かせていました。
個人的には、監督を大友監督に変えて、映像をもっとダークにしたうえで、自由に操れる男の内面を掘り下げて欲しかったです。
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