MONSTERZ モンスターズのレビュー・感想・評価
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つまんない
超能力バトルにしては地味
ネタは面白いのに・・・
前半はまだ面白いけど、後半になると「へ?」というシーンが増える。
まず操れる条件がよく分からない。
強い光で目が眩むと操っていたのが解けるシーンや、鏡越しに操るシーンがあるので、「見れる、視界に入る人間は操れる」のかと思いきや、操っている人間に背中を向けても解けなかったりする。
でも、背後から接近した人間は操れないシーンもあったりして、もうシーン毎にバラバラ。
操られることは分かっているのに、堂々と正面から接近して案の定操られる警察。それも何度も。
この警察のバカさ加減には開いた口が塞がらない。
てわけで失笑の連続なのだが、役者がみな達者なので、何となく見ていられる。
特に「男」の母親役の木村多江が良い。
役者だけが救いの映画。
もったいない
ミニレビュー
明朗な山田孝之
青く光る眼を持ち、人間を意のままに操ることができる「男(藤原竜也)」は、その特異な外見と能力ゆえに幼い頃から「バケモノ」と呼ばれ、ずっと社会と隔絶して暮らしていた。
ある日、男は初めて自分の力が通用しない人物に遭遇する。
その人物は「田中終一(山田孝之)」という青年で、彼もまた、普通の人が完治まで100日かかる怪我が1日で治るという驚異的な身体回復力を持っていた。
思い通りにならない終一を抹殺するため手段を選ばない「男」と、暴走する彼を止めることができるのは自分だけだと使命感に燃える終一との戦いが始まる。
時間稼ぎに必死な感じがした。
映画だしなんとか2時間弱もたせなきゃ!っていう。
銃は持ってるわ大勢を一気に動かせるわ、終一を殺せるタイミングは500回くらいあったのにみすみす逃しまくる男。
義足でうまく歩けないはずの「男」になぜか追いつけず、終盤では手が届く距離に守りたい人がいるのに、手を伸ばすんじゃなく振り返って「もうやめてくれ!」と懇願する終一。
ナンセンス!
せっかくならもっとスケールの大きい話にすればよかったのに。
顔が見えさえすれば誰でも意のままに操れるなら、男を完全なサイコパスにして総理大臣や外国の大統領を操って国際戦争を勃発させるとか、核兵器にミサイルを撃ち込もうとするとか。
男の悲壮感とかトラウマを前面に出し過ぎて規模が小さくなって盛り上がりに欠けた。
それでも劇場のシーンとかでドラマチックにしようとしたんだろうけど、あまりに中途半端でお粗末。
藤原竜也と山田孝之の演技はさすが。
でも映画じゃなくて漫画でいいレベルでした。
ってそもそも漫画が原作なのか?何も知らない。
まぁ無理だよな
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