「橋本愛のオーラを感じる、才能の片鱗と優しい展開に心が軽くなる」Give and Go ギブ アンド ゴー たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
橋本愛のオーラを感じる、才能の片鱗と優しい展開に心が軽くなる
確かにクオリティは高くないし気になる所も多いんだけど、芯の通った作品で結構良かった。橋本愛のクオリティの高さには感服。
耳の聴こえない女の子と怪我がきっかけで立ち止まったバスケ選手。不器用ながらに心を通わせていく。耳の聴こえない女の子を弱冠12歳の橋本愛が堂々と演じきっている。生まれつき聴こえないため、セリフはなし。しかし、その代わりすべてが手話になるという高いハードルを難なくこなす。この時から演技も顔立ちも仕上がっていて、ただ驚かされる。一方、バスケ選手を演じたのは「あさイチ」でもお馴染み、副島淳。ちゃんと演技しているのを観るのは初めてだったが、自身だからこそ演じられるような柔らかさもあって上手いと思った。ただ、他の子は小学生だし、脚本も起伏がある訳でもないので評価は難しい。嫌いじゃなかった。
意外とブレないストーリーできちんとテーマがあるので、観ていて心が軽くなった。短いしサクッと観れるのでおすすめ。
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