「洗脳された平和主義」飛べ!ダコタ ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
洗脳された平和主義
この映画は、世界は平和と秩序が続き、大きな紛争も終局していくと
信じていた頃の、ぬるま湯に浸かった時代を反映したもの
まさか、こんなにも各国がキクシャクするとは夢にも思わなかった頃。
自分たちの意識だけで戦争が回避できたと、つまり正しい政治家を選び、
世論も反戦を貫けば 戦争は起こらないという思想がベースに流れており、
相手がいることを忘れている偏った考え方
太平洋戦争は、石油をめぐる兵糧攻めで 日本が追い詰められていたこと
が大きな原因であることが今では広く知られている。
イギリスのチャーチルがアメリカの参戦を促す為に画策していたこともあり、
結果的に思惑に乗る形になった、ともいえる。
この映画もそうだが、自国だけが悪かったと反省する内容のものが多いが、
そんな薄っぺらい考え方では 戦争を回避する術は学べないだろう。
正しい歴史認識と評価が必要だと思う。
性善説のストーリーが空しい
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