「色々と糧になる映画」ウルフ・オブ・ウォールストリート もんさんの映画レビュー(感想・評価)
色々と糧になる映画
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学歴もコネもない青年が、自らのカリスマ性と巧みな話術でのし上がり、そして転落していく半生を描いた作品。
物語は大きく2つにわけられます。
前半はぐんぐんのし上がっていくパート。
学歴、コネ、運などまったく持ち合わせていない主人公が巧みな話術で人々の心をつかみ、のし上がっていく姿が最高に気持ちいい。
しかし、人間金が余れば悪いことに使って行くんですね。
悪い稼ぎ方をしたり、薬をキメたり、色々と悪さをしていき、そしてだんだんと転落していく。のが後半。
一見、悪い金の稼ぎ方をして薬キメて女とヤってる野蛮な映画ってみられがちですが、自分はあまりそういう風には見えませんでした。
人生の糧になる部分が多々あり、この映画を通して様々なことを吸収できました。
お察しの通り、最後は落ちるとこまで落ちます。
ただ、実力のある人間はどこにいても成功することができるんですね。
会社内での演説といい、主人公のあの話術、カリスマ性はすごいと思います。
まわりの評価は低めですが、いい映画でした。
薬をするようになってからの、ディカプリオの微妙なやつれ具合はなんかリアリティありました
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