「ラストで絶句する!」ウルフ・オブ・ウォールストリート ko_itiさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストで絶句する!
クリックして本文を読む
主人公を含む登場人物のほとんどが下劣で感情移入は出来ないので映画は喜劇仕立てで進む。
それで観客は三時間弱の映画を退屈もせずに観ることができるが映画は最後のシーンで今まで笑っていた観客に対して厳しいものを見せるのだ。
それはジョーダンが観衆に向かって「このペンを俺に売り込め」と問いかける瞬間である。その前に描写された地下鉄での貧民層を見つめるデナム捜査官と相まって映画そのものが観客に強烈に問いかけてくる。
「今まで俺を笑っていたお前逹、金が欲しくは無いのか?」と
コメントする