「三時間がすぐにすぎる」ウルフ・オブ・ウォールストリート くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
三時間がすぐにすぎる
179分の長尺なのに全くダレず、テンポよく一気に話が流れて終わる。
エロで下品でジャンキーのクズばっかりなのに、見苦しさや汚さがほとんどない。
それどころか、引退演説のくだりは感動話として来るものがあった。
ストーリー自体はありがちなシンプルなもので、それが勢いのある演出とキッチリきまった演技とで作品を完成度の高いものにしている。
カリスマってこういうものなのだなと思った三時間だった。
コメントする