「カッコいいレオなんてありません。実在人物の赤「裸々」なユルいエピソードに溢れたセンセーショナルな半生の作品。」ウルフ・オブ・ウォールストリート たくっちさんの映画レビュー(感想・評価)
カッコいいレオなんてありません。実在人物の赤「裸々」なユルいエピソードに溢れたセンセーショナルな半生の作品。
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実録ドキュメンタリーと考えたらほぼ楽しめたかな。
3時間ほぼクスリと性描写(R18指定は納得)が過剰なくらいに出ずっぱりなので
そういうものに免疫が無い人は要注意。
柔い描写じゃないです。
(細かい表現は控えますが)もうモロなので。
自分は作品の中に、レオ演じるジョーダン・ベルフォートの(警鐘的な)メッセージが
もうちょっと入っているかなと思ったので、それが少なかったのがやや残念。
テンポは不思議と悪くないです。サッサッと進んでいく感じ。
前半約2時間くらいが栄光編で、そこからゆっくりゆっくり1時間かけて転落編を描いていく感じになります。
作品通して、金と欲にまみれた過剰なまでの半生を描いていくのですが
(もちろん実在の人だから当たり前なのですが)商売のカリスマって案外こういう人ですよね。
強烈な人間性で全員もろとも引っ張っていくというか。
また悪く言えば金にまみれて人生滅ぼす…というか。
笑えるポイントは自分的にはあまりありませんでしたが(ブラックユーモアみたいなお下品なギャグがあまり好きではない為)
父のエピソードと、レモンを飲んで車で家に帰る一日のエピソードは
流石に笑ってしまいました。
まぁ、ユルいギャグを許すような軽い気持ちで見ないと損します。
あと、作品の性質上カップルにはあまりオススメしません…w
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