「アメリカの闇」ウルフ・オブ・ウォールストリート ゆっこさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの闇
ディカプリオは全くワルが似合う。
たとえば、タイタニックのような純愛は似合わない。
先日、キャッチミーイフユーキャンを見たが、今回もワルになりきっていた。
堅実で貧乏な生活より、大金持ちの、ウハウハ人生を願う主人公、
同じような人々が彼の回りに集まる。
ウハウハ、が極まったとき、すでに
破滅が用意されている。
こんな、ドリームと破滅の物語には、
アメリカが似合う。
日本にも似たケースはあるが、
日本人には「ほどほど」がよい、
というバランス感覚があるような気がする。
アメリカ的な、あまりにアメリカ的な映画でした。
コメントする