「全ての欲を己の力で手に入れた男」ウルフ・オブ・ウォールストリート 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
全ての欲を己の力で手に入れた男
超絶にラリって車に辿り着く滑稽な演技は真面目に演じた「ギルバート・グレイプ」を思い出した。
ブサイクでデブでウザいキャラを演じたJ・ヒルは好演ってか金ありゃ容姿も性格も関係なく調子ノッた豪勢な生活が出来るんだなぁと。
金を渡し謝罪が無いとか揉めるシーンはイライラして本気でムカつくJ・ヒルに。
M・マコノヒーのちょい役は存在感もあり不気味で、成功する前と後でのディカプリオの演技がギャップもあって良かった。
往年のスコセッシ節が炸裂した演出だとはあまり思わないしイカれた金持ちの馬鹿騒ぎを映像にしているだけで後に残る作品でも無いしディカプリオの役柄も最悪で実話だからしようがないけれど。
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