「この終わり方は…」ウルフ・オブ・ウォールストリート yamappleさんの映画レビュー(感想・評価)
この終わり方は…
ウォール街の新興企業を立ち上げたベルフォートの成功から失脚までのストーリー。
とはいえ、失脚した割にその絶望感や反省、そこからどう変わったかなどが全く描写されておらず、単に成金がやりすぎて失敗した、みたいな話になっていたのが残念。
巧みな話術で詐欺まがいのことをして、ペニー株と呼ばれる価値のない株を金持ちに大量に買わせて大幅な手数料で儲けていく。
客の幸せより何より、売上重視の金の亡者という感じのセールスマンたち。
そして、大量のマージンを元に、酒に豪華な邸宅に、薬に女に…もう、品なく遊び放題。
結構、失笑しちゃう部分は沢山あります。
ディカプリオは、演技やっぱりうまいなあ。こんな下品な役も、社長としてのカリスマ性を感じさせるオーラがあって、良かったです。
深みがないのであまり好きではないけど、ディカプリオファンにはオススメ。
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