「My name is Alice. This is my story... the end of my story. 見届けたよ、最期。」バイオハザード ザ・ファイナル アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
My name is Alice. This is my story... the end of my story. 見届けたよ、最期。
嫁ミラ・ジョボビッチと夫ポール・アンダーソン、更に今回は娘さんのエヴァちゃんまで加わったファミリーホラー映画が遂にというか、やっと完結しました。いやー、内容はともかく完結できてよかった。
前回までをきっちり観てたりすると、どうしてもジル、レオン、エイダはどうなった?って思ってしまいますよね。後、クレアいたのにクリスは?ってなってしまいます。前作までの繋がりを全く気にしない作りはさすがポール(ダメな方の)アンダーソン監督といった所でしょうか?気にしちゃ負けです。
アリスの正体に関しても今さらクローンだって言われても・・・っと思ってしまいます。だって「2」のラストで1回確実に死んでましたし、その後も毎回クローン量産されてましたよね?なんて事も気にしちゃダメなんです。
ウェスカーがクビを言い渡されて即効やられるシーンはポール・ヴァンホーベン監督の「ロボコップ(1987年)」からの引用ですね。何処かでみたようなシーンは沢山ありますが、パクりではなくオマージュという事にしておいて下さい。逆にどの映画から引用されているかを考える方に楽しみを見付けましょう。
アクションシーンが暗く、カット割りが速すぎて何やってるか分からないという意見もごもっともです。事前にレビュー読んで、覚悟して観にいっても本気で分かんなくってビックリします。きっと見るんじゃなくって感じる物なのでしょう。ブルース・リーもそう言ってたではないですか。「見るんじゃない。感じるんだ」って。
何だかんだと毎回文句を付けつつも何となく観ていたシリーズ。終わってしまう事に一抹の淋しさが・・・あまりないかも(^^;
何はともあれミラ姐さん長い間お疲れ様でした。