ダブルフェイス 秘めた女のレビュー・感想・評価
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仏伊2大フェロモン女優
フランスを代表するソフィ・マルソーと、イタリアを代表するモニカ・ベルッチという、2大フェロモン女優の競演というコトで、どんなエロティックな作品になってるかと思ったら、ほとんどそんな展開にはならず…
内容も、謎めいた展開で、どうなる事かと見てたら、イマイチ納得しづらいオチという…
うーん、時間の無駄だったなぁ(^_^;)
2大女優でみたものの
ソフィーマルソー、モニカベルッチ。フランス、イタリア二大女優の共演というだけで見てしまった。ストーリーが複雑かつ、意味がわからない部分が多く、確かに日本で公開されたら分からない続出だろうなという映画。この2人じゃなかったら見終わる前にシャットダウンです。ソフィーマルソー、モニカベルッチ好きは一度は見てもよい作品ですが。
ソフィー・マルソーからモニカ・ベルッチへ
最初は面白かったし、引き込まれていった。特に顔がどんどん変化していく様子。ソフィー・マルソーからモニカ・ベルッチへと変わるだけじゃなく、その間にも東洋系の顔があったし、徐々に崩れていったりするさまをCGで面白く表現。ただ、これも主人公ジャンヌの心象風景なんだから、自分が変化すること自体はおかしいんだけど・・・
後半はイタリアへの旅。そこには本当の母親がいて、8歳のときの大事故で死んだ親友の身代わりに引き取られたことが明らかになるわけだが、単なる記憶喪失というしょーもない結末。徐々に記憶が蘇ってきていたために顔が変化していったというわけだ。
危なかったのはモニカ・ベルッチが弟に迫ってしまったこと。弟とは知らずに夫の顔に見えたもんだからしょうがないんだけど・・・危うく近親相姦ものに成り下がるところだった(笑)。この主演女優2人よりも、幻覚で見えた少女役の女の子のほうが神秘的で良かったぞ。
たいして複雑でもない話を強引に複雑にして混乱させる
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
たいした風景でもない普通の建物や部屋も演出がいいのかうまく撮られている映像は良い。人物の撮り方も良い。でも主人公が自分を精神病かと疑うが、不思議なことが続いて複雑でわけのわからない物語は観ているこちらもわけがわからない。その強引なまでに普通の話を無理やり複雑にしようとするやり方にはちょっといらいらもしてくる。不思議な雰囲気はあるのだけれど、それが物語としてはすっきりとしなくて、それが結末としてはこんなものなのかと肩透かし。雰囲気と撮影には少し魅力を感じるが、でもそれだけでは物足りなさもある。
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