「とても悲しい」トランスフォーマー ロストエイジ ちまさんの映画レビュー(感想・評価)
とても悲しい
1、2で命がけで守ったヒロインがあっさりサムを捨て、3で急に出てきたヒロインをまた命がけで守る。前作までは少し引っかかる部分があるものの、サムとバンブルビー、オプティマスとの友情や信頼、絆の前では全て細かいこと!と目をつむれました。
映画館で体験するエンターテイメントとしての映像や音は素晴らしかったです。ですが、それだけという感じ。私の中で『トランスフォーマー』の映像の魅力は、オートボットが車の形から細かいパーツが組み変わってトランスフォームするシーンだと勝手に思っていました。今回はそれほどそんなシーンもなく、トランスフォーミウムによるトランスフォームのシーンは何だか物足りなく悲しかったです。あんなに細かくバラバラに自由な形になれるなら、もう何でもアリじゃん、と。
ビーのお茶目な部分も影をひそめ、ただの扱いづらいやつのように見えてしまい。
前作までのことは全く忘れるか、全くの別物だと思えばよかったのですが、ただただ悲しい気持ちになってしまいました。
私にとっては、内容を求めず、映像がすごいだろー!を楽しむ映画でした。
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