「バカ映画!堂々の凱旋!」トランスフォーマー ロストエイジ ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
バカ映画!堂々の凱旋!
えー、すいません。鑑賞中も鑑賞後も、で、今これ書いてる最中もずっと興奮が冷めやらず冷静なレビューを打てませんので、取り敢えず感情の昂ぶりを、取り急ぎでそのまま迸らせて頂きます。
バカ!バカです!徹頭徹尾バカ!純度100%のバカ!たまらんです!ああ!もうたまらん!過去の三部作を経て脳筋バカ映画が更なるステージへ!おバカの階段昇ったわけですね(褒めてます)!
にしてもマイケル・ベイ!この人は一切のハンパをしないですねえ!いや本当に本当に。この監督さん本当スケールがでかい。前っから火薬の量が容赦ねえなあと思ってたんですけど、今回は過去作よりも激増ししたんじゃないですか?そんなことないスかね?いやそれにしても笑っちゃうぐらいでしょ?そこでそれ必要か?ここでそんなに要るの?てぐらいの火薬量でしょ。全爆破に全力投球でしょ。不発弾一切なし(一寸あったかな?)のドッカンボッカンで。
つかこれトランスフォーマーって銘打ってますけど、変身ロボット映画に託けたベイの遊び場ですよ、ハッキリ言って。遊び場。
ロボット戦に市街地戦に公道逃走劇に野郎同士の肉弾戦に建造物破壊に乗り物破壊。その全てに爆発と炎上。挙句の恐竜型ロボットまで参戦しちゃってのやりたい放題。
もともと過去三部作でも好き勝手やってたんですけど、今回は度を超してます。超越。トランセンデス(そんな映画あったな)ですわ。
おなじみオートボットのオプティマス・プライム、バンブルビーも健在で、人間のキャストは刷新。前作のサムことシャイア・ラブーフは一切登場せず。でも、新レギュラーがいいです。マーク・ウォールバーグはハっちゃけまくってスタンリー・トゥッチは場を和ませる(掻き乱す?)コメディリリーフを熱演。若手の二人もドラマを盛り上げてくれました。
新三部作の記念すべき一作目となりましたよ!ごった煮アクションの新たな幕開けだ!いぇあ!!!!!!