「【シカゴでの戦いから3年後を描く。登場人物も一新するが、トランスフォーマーにはほぼ変わりなし。破壊王、マイケル・ベイ監督ワールドのブレない映画製作姿勢には敬意を表したいと思った作品でもある。】」トランスフォーマー ロストエイジ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【シカゴでの戦いから3年後を描く。登場人物も一新するが、トランスフォーマーにはほぼ変わりなし。破壊王、マイケル・ベイ監督ワールドのブレない映画製作姿勢には敬意を表したいと思った作品でもある。】
■シカゴの戦いから3年。
CIAはオートボットを含むトランスフォーマーの抹殺を進めていた。
そんなある日、テキサスで廃品業を営むケイド(マーク・ウォールバーグ)は偶然仕入れた古いトラックがトランスフォーマーであることを知る。
やがて彼は娘のテッサとボーイフレンドのジャックと共にCIAの襲撃を受けるのだが。
◆感想
・今作から、俳優が一新する。メインはテキサスで廃品業を営むケイドを演じるマーク・ウォールバーグである。
若きシャイア・ラブーフも良かったが、マーク・ウォールバーグがメインを演じると、ググっと物語が引き締まる。
(スマン、シャイア・ラブーフ。お酒やクスリは控えるよーに。良い役者なんだから・・。)
・トランスフォーマーに関しては、地球の為に頑張ったオートポッドへのCIAの仕打ちが可なり苛づく。(確かに多大なる犠牲を産んだようだが(前作ではこの辺り言及されず)メガトロンを撃退しただろうが!)
更に言えば、トランスフォーマー改造版を作る”KSI"の経営者ジュシュア(スタンリー・トゥッチ)なども最初は、尊大な態度を取り苛苛するが最終的には自らの過ちを認めるナヨナヨ感が宜しい。
■劇中で、屡々言及される”創造主”は姿を現すことが無い。次作への継承であろうと判断する。
<破壊王、マイケル・ベイ監督の第4作。
継続的に、大規模なスケール感を創出するスタンスは成功している。
(というか、ヒットしないとこのペースで大作は製作、公開出来ないよね。)
キャスティングを一新した事も奏功している。
さて、「トランスフォーマー 最後の騎士王」はどうなるのかな。
楽しみである。
何故なら、年代的に「トランスフォーマー 最後の騎士王」のフライヤーだけは手元にあるのである。>
■一カ月掛けて、週末の空き時間でこのシリーズを鑑賞して来た。マイケル・ベイ監督のブレない姿勢には敬意を表したい。