「「恋は“怪物”」。切なすぎる青春の1ページ。」百瀬、こっちを向いて。 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
「恋は“怪物”」。切なすぎる青春の1ページ。
【賛否両論チェック】
賛:好きな人と両想いになれない切ない感情を、男女双方の視点から見事に描く。ラブシーンもほぼないので、デートにも最適。
否:恋愛に興味がない人にとっては、観ていて退屈なことこの上なし(笑)。セリフもやや小説チック。
〝誰かを好きになること”の切なさが、これでもかと詰まったお話です。「大人ドロップ」をもっと切なくした感じです。ラブシーンがほぼないので、デートに向いている恋愛映画ともいえます。そんな中にも、男同士の友情や、裏切られても他人を尊敬し続けるひたむきさ、そして女性の本当の怖さなんかも垣間見えるような作品になっています。個人的には、主人公の親友の田辺君がイイ奴すぎてお気に入りです(笑)。
観終わって甘酸っぱい気持ちになること間違いなしです。素直に気持ちを伝えられない、気になるあの子と一緒に、是非ご覧になってみて下さい(笑)。
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