劇場公開日 2014年5月10日

「女だけど、百瀬の可愛さに惚れてしまいそう…。」百瀬、こっちを向いて。 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0女だけど、百瀬の可愛さに惚れてしまいそう…。

2018年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

眩しすぎる!
眩しすぎて、直視できなくなりそうな感じの映画でした(笑)

先輩の事をずっと好きでい続ける、百瀬の真っ直ぐ一直線な気持ち…!
好きな人と一緒にいる為なら、自分を傷つけても構わないと思っている、彼女の真剣さがイタイ。

先輩に彼女がいると分かっているのに、それでも先輩のそばに居られるなら、どんな瞬間でも構わないと思っている百瀬。
先輩との噂がたたないように、好きでもないノボルと恋人同士のふりをするだなんて。
なんで一途でひたむきなんでしょう。

そんな彼女に惹かれてしまうノボル…。
決して自分は百瀬からは好かれないと分かっているのに、優しく彼女に寄り添ってあげるのが切なすぎます…。

ノボルよ、そんなに優しくしちゃっていいのか?
時に厳しく、男らしくバシッとぶつかってほしいと密かに思っていましたが…。
ノボルはやっぱり最後まで優しい男子で終わるのですね。
でも、私はそんなノボルのことが好きでした!(笑)

最後の最後で、美しく優しい先輩の化けの皮が剥がれるという結末…。
やっぱり美しいバラには棘があったのね…。
出てきたのは鬼灯だったけども…。
なんて、恐ろしい女でしょう。

まあ、最終的に感じたのは、夏の青空のような、高校生の甘酸っぱい青春映画でした(笑)
私が男だったら、百瀬好きになっちゃうんだろうな。

ガーコ