「ヤング&ティアーズ…」あの頃、君を追いかけた(2011) レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤング&ティアーズ…
なんだろう…言葉にならないこの気持ち!
青春映画、の一言では到底片付けられない盛りと調理の豪華さに涙が止まらなかった一本でした。
甘くて酸っぱくて、馬鹿でかっこ悪くて。
でも切なくてキラキラしてて…
そして苦い!苦いんだよ!!涙
飾らないキャストの演技と、挟み込まれる台湾の何処か懐かしい景色と。
細かい笑いと、時に見落としてしまいそうになる程に刻まれたモチーフの妙!
(恋と現実に負けた主人公が倒れこんだ背景を、張り付けになったキリストとダブらせてみたり)
王道と言えばそれまで、そんな凡百のモチーフを、ここまでキラキラと魅せるのは。
そうした挟み込みの隙間に生まれる、観客の心の入り込む余地なんだろうな…
一から百まで全部説明する、今の邦画には出来ない芸当ですよ!涙
鑑賞時点の個人的経験とあいまり、☆のプラスは有りますが…
「モンガに散る」に続き、台湾から物凄く大切な一本を頂きました!
男は馬鹿な…幼稚な生き物なんだよ!涙
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