「もどかしくてせつない話にキュンキュンする」あの頃、君を追いかけた(2011) kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
もどかしくてせつない話にキュンキュンする
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原作の著者(本作の監督)の実体験をもとにした物語。台湾といっても同じアジア。メンタリティが似ているのかもしれない。かなり共感できるエピソードばかりだった。
とにかくミシェル・チェンが可愛すぎる。友達全員が彼女を好きになるのもわかる。彼女と主人公のコートンが近づいていくエピソードからキュンキュンしてたのに、高校卒業、大学進学と進むにしたがって、もどかしさとせつなさがどんどん強烈になっていく。でも実体験から来てる話だからなのか、思い通りにはいかないまま終わってしまう。それがリアルな感じがしてまた切なさを増す。泣いたりはしなかったが、とてもいい話だった。
意外だったのは80年代の洋楽や、日本のマンガが数多く登場すること。タイトルはStevie Wonderの曲から?だし、Air Supply の名前が出てくるし。さらに井上雄彦の名前が出てくるなんて面白かった。
今回レビューを書こうとして気づいたのだが、日本でリメイクされてたのか。日本でどう作られたのか気になる。
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