「ちょっと羨ましいかも…」母の身終い 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと羨ましいかも…
こう言う映画のレビューは
ほとんど書く人はいないと思うので書いときます。
このお母さんはきちんと毎日規則正しく暮らし
家の中も整理整頓されて、良い男友達も居たりして、
多分日々が充実してるから、
今の生活が悲惨になって行くのが堪えられないと言う感じだな~~
でも、このお母さん、いきなり帰って来た厄介者の息子
いい年なのに仕事も無くて全然ちゃんと暮らしてない息子を
残して行くのは気がかりではないのだろうか?
なんかちょっとその辺が少し冷たい気もする。
まあ、西洋ではいい年の子供をいつまでも面倒みないようなので
こんなものか…
この映画は尊厳死を選ぶかどうか?の葛藤では無く
既に決意してしまった母を描いているので
行く末に悩む今、参考にはならないかもしれない。
でも、スイスの尊厳死協会の様子がみられてなかなかに興味深い。
最後に飲む薬。
大きなタンブラーに入ったジュースの味のする薬。
あれは何なんだろう?
あんなジュースの様なものであの世に行けるのなら
案外人間は簡単なもんなんだな~~と思った。
尊厳死…
難しいテーマだけど、そう言う選択肢があっても良いと思う。
最後に1つだけ、映画的には上手いけど(苦笑)
親子がケンカしてその争いに巻き込まれて
いい様に利用される飼い犬がちょっと、可愛そう~。
(死んだりはしないけど)
日本だったら動物愛護協会から抗議が来そうだわ~~~
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