「ハッピーエンドという言葉が相応しい作品」舞妓はレディ katさんの映画レビュー(感想・評価)
ハッピーエンドという言葉が相応しい作品
映画館での前宣伝に釣られて鑑賞。
開始数分のくだらない掛け合いで正直地雷を踏んでしまったかも、と予感してしまいましたが、最終的には大変良い作品だったと思いました。
劇中で何度も歌・ダンスのパートが挟まれ、各出演者がそれぞれ個性を発揮して作品を彩ってくれます。皆さん歌唱力が素晴らしく、そして動く人はトコトン動きまくります。このミュージカルパートがかなりベビーに入ってるので、若干ストーリー進行がグダついてる感が否めないところもありますが、それを差し引いて余りあるほどに見応えがあるものでした。
軸になるストーリーは、やや荒削りかなという具合。正直端折っても全然問題ないんじゃ、という内容もチラホラ。そういった部分もありはしますが、本筋部分の終盤は自然と「ああ良かった、本当に良かった、うんうん」と思えて、それまでの微妙な部分は全部吹っ飛んでしまうという感じでした。
内容的に、方言アレルギーな人やアナ雪に好印象が持てなかった人は、この作品は避けた方が良いかもしれません。そうでなければ、この作品は一見の価値あり、イチオシです。
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