劇場公開日 2014年9月13日

「京都弁の魅力」舞妓はレディ みかずきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5京都弁の魅力

2023年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

舞妓になることを夢見る青森出身の少女・春子(上白石萌音)の成長物語。

主人公が悪戦苦闘しながら、舞妓に必要なスキルを修得する過程を丁寧に描いている。習得の中心は京都弁であり、主人公は容赦ないトレーニングを受け、失語症にまでなってしまう。

しかし、効果的に挿入される歌が奏功して作品を和ませている。周防監督がミュージカルという手法を使った意図だろう。

夢が叶って主人公が舞妓になったシーンでは、既に、主人公にかなり感情移入しているので、主人公の親になった気持ちになって、ほっとする。

京都弁に焦点を当てたことで、我々が、京都から受けるイメージのなかで、言葉=方言の持つ意味が大きいことが浮き彫りになっている。京都弁=方言の魅力を再認識できる。

みかずき
talismanさんのコメント
2023年4月24日

京都の言葉に騙されないようにいたしましょう!

talisman
talismanさんのコメント
2023年4月24日

京都の言葉は魔物じゃー!

talisman