劇場公開日 2014年9月13日

「上白石萌音の努力と才能を感じさせる作品!」舞妓はレディ チャックファスナーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5上白石萌音の努力と才能を感じさせる作品!

2020年1月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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ひどい訛りを持つ少女が舞妓に憧れて舞妓の世界に飛び込み舞妓になるための稽古や修行をユーモラスなミュージカルを織り込みながら展開する作品。

まずひどい地方訛りから京言葉を習得する過程での演技が見どころ。
田舎娘そのものの芋っぽいところなど上白石萌音さんの素材がピッタリ!
ただ、単なる芋姉ちゃんではなく舞妓になるんだ!
と云う強い意志が目の表情やちょっとした仕草に現れてこの作品の主人公にピッタリでした。

言葉を学ぶ過程や踊りを習う姿、また頻繁に出てくるミュージカルなど様々なシーンをピッタリに演じているのはただただビックリです。
彼女の素朴なとこなど好きな女優さんです。

出演者の中でその後めざましい活躍をする(まんぷく、麒麟がくる)長谷川博己さんの演技、特に方言研究者として方言を操るとこなどいい演技でした。

勿論他の役者さんもミュージカルシーン可笑しくて楽しかったです。

今回はDVDでの鑑賞でしたが、映画館での上映期間中に観たかった作品でした。
もっと興行収入が高くてよい作品なのではと思います。

チャックファスナー