Dressing UPのレビュー・感想・評価
全4件を表示
この映画は前情報を何も知らないで見た方が確実に面白い。 最近の邦画...
この映画は前情報を何も知らないで見た方が確実に面白い。
最近の邦画インディペンデント系の女性監督は本当に強烈である。これほどまでに不穏な空気を生み出せるのは素晴らしい。
これは新しい「もののあわれ」なのか。
かわいい・・・
映像そのものの美しさはあまり感じなかったものの、構図と編集はすごく考え抜かれていて、その努力とアイデアには好感が持てました。
何より、主演のキララがキラキラしていて、弱いはずの絵そのものに不思議な魅力を加えていたように思います。
後半は現実なのか幻想なのか捉えきれない曖昧な展開になっていって、個人的に興味をそそられるところでありましたが、その行き着いた先には多少不満を持ってしまいました。単純な救済としか思えなくて、結末は陳腐にしか見えなかったです。
上映後のトークショーで監督は、「結論を出さずしての終劇」という旨の発言をしていましたが、よい子になってハッピーエンドという結論にしか捉えることができませんでした。曖昧にしたかったという意図があったのであれば、もっと色々含みのある演出が必要なように思います。
とはいえ話は面白かったし、丁寧な演出などに監督のポテンシャルを感じ取りました。これからの作品にも期待します。そして勿論キララにも☆
すごく観念的でした
少女の顔が突然バケモノになったり、どこまでが本当でどこからが空想か良く解らなかったり、観念的な映画でした。
意図が良く解らないカットが入り、そのカットが画的に綺麗なわけではないので、少しまったりした感じがしました。
全4件を表示