ガールズ&パンツァー 劇場版のレビュー・感想・評価
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アニメならではのシュール!
テレビ放送時は偏見から15分で観るのを止めたワタクシで、劇場版の好評を聞いても一部のマニアのものという偏見をもっていたのですが、あるポッドキャスト番組でやたらと推しているので、映画の日を利用して鑑賞。 観てよかった! 女子高生と戦車、この取り合わせは実写ではムリだろうけどアニメならできる。 最初は設定やら会話やら街並みやらツッコミどころ満載に観てたけど最終的には物語に集中できたし、ラストのバトルも「魅せる!」という意気込みが素晴らしい! 劇場ならではの演出もしっかりあったし、満足しました。 さすが水島努監督、注目せざるをえませんね。
ニッポン、アニメを作らせたら世界一だわ。
この映画の存在をまったく知らなかった。 が、しかし。 つねづね敬服しているシネマディクトな二人の方が、SNS上でいずれも絶賛されている。 というわけで、俄然、気になりだしたのがつい先日。 予告編を視聴してみたけど、なんだか、いまひとつピンとはこない。 が、しかし。 あのお二人があそこまで絶賛されているということならば、ということで、その言葉を信じて行ってみた。 ムチャクチャ、おもしろかった。 とんでもねえ~、世界。 ニッポン、アニメを作らせたら世界一だわ。 もう一歩踏み込めば、狂気になってしまうだろう、そんな際どい世界観。 それは、昨年公開され絶賛された、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、あの世界と相通じるものが感じられる。 劇中では、映画 『八甲田山』 で歌われた 軍歌 『雪の進軍』やら、映画 『バルジ大作戦』 で登場した ドイツの行進曲 『パンツァー・リート』 やらが、オーケストレーションされたサウンドで流れてくるので、さらにうれしくなってしまった。 それらによって、1970年代にテレビでしょっちゅう放映された戦争映画の数々が思い出されてしまったし。 クライマックスでは、スピルバーグ監督の映画 『1941』、それへのオマージュが登場するし。 戦車が停止するときの、キャタピラーの微かな揺れなどもしっかり描写されている。 ミリタリー系のことには疎い自分が見ても、面白いのだ。 とにかく、製作陣のこだわりが痛快。 ちなみに、YOUTUBEにUPされている予告編や動画を観ても、このよさは伝わらないと思う。 戦車で砲撃する際の発射音、着弾音、そして爆裂音、装甲によって弾き返される音、空気を裂いて砲弾が飛ぶ音、キャタピラ音、エンジン音など、戦場にいるかのような雰囲気は劇場ならでは。 ちなみに、立川のシネマシティ劇場では、“極上爆音上映 (別名:センシャラウンドファイナル)”を行っている。 この、“センシャラウンド” というネーミングも、一定世代以上の方ならばニンマリしてしまうことだろう。 ここらあたりからも製作陣のこだわりがうかがえて、唸ってしまう。 大洗の街へ、いますぐに聖地巡礼したいくらい。 さてさて、一番言いたいこと。 それは、「ガルパンはいいぞっ!」ということ。
拍手 喝采!パンツァー・フォー!!
夫と息子がこの作品が大好きです
戦車?女子高生?なにそれと思っていたのですが
観てみたら 私も夢中になってしまいました(笑)
女子高生が戦車を操り 敵チームと戦って試合を繰り広げつお話で
戦車がスクリーンを所せましと走り回り 砲弾をドカーン!ドカーンと打ち合うシーンは圧巻です
これは戦争ではなく試合として観るので観る方も
安心して楽しんで観ることができます
スピルバーグ作品の「1941」のネタも入っていて
若い人はどれ位知っているのだろうかと思いながら観てました
ネタを知らなくても楽しめるのですが
ぬいぐるみが ボコと言うくまなのですね
かわいい♪私も欲しいです
6回目は立川爆音で鑑賞
一般放映を、5回見た。 立川の爆音が6回目になった。 立川の音響は、体感でだが 通常の音は1.2倍ぐらい 爆発音、発砲音などの重低音は1.5~2倍ぐらい に感じた。 料金は爆音でも一般価格なので、 立川で見れるなら、近所の人は立川で見るべき。 しかしわざわざ遠方から来る価値はとなると少し疑問。 私は出張にかこつけて上京して観たが、 宿泊代など含めて1万円ほど余計にかかった。 そこまでの価値はなかったかなあ。 ま、話の種にはアリかな。 ------------------ この下は2回目見たときの感想 前半、戦車戦30分。 中盤、ストーリー45分。 終盤、戦車戦45分。 作った奴は頭おかしい。 そして鑑賞者も鑑賞後は疲れて頭おかしくなる。 そんな素敵な映画です。 一回目は全身に力が入って疲れました。 二回目は少し余裕を持ってゆったり見れました。 三回目は友人と見る予定。 ストーリーが駆け足か?と思いきや、 二時間に詰め込むための苦肉の策かな。 でも姉妹愛を中心に据えているのがよくわかります。 これはこれでアリでしょう。 宮崎駿の悔しがる顔が目に浮かぶ。
アニメだから
実際にこんな事をしていたら、普通に死ぬぞ!などの細かいツッコミどころはありますが、そこはアニメなので許して下さい。 そういうアニメ的な部分を割り切って観れるのなら、とても素晴らしい作品に仕上がってると思います。 できれば、テレビ版本編を見てからの方が、話が分かりやすく、観ていて楽しめると思います。 要するに、一言で言ってしまえば、【ガルパンはいいぞ!】という事ですw
2010年代、邦画アクションの最高傑作。
または「この映画にはアクションで大切な事がすべて詰まっているんだよ」と言いたくなる映画でもある。 「ハリウッドや香港みたいなアクション映画を作りたい」と邦画の作り手たちがやりがちな問題は「スケール感のある設定。迫力のある画づくり。緊張感なカット割り。スリリングな音楽」と、あるのだが、それだけで、あと一つ足りないものは「ユーモア」だ そう。ユーモアが無い!ユーモアこそがアクション表現を引き立たせるのに必要なものだ。甘さを強調させるためにあえて塩を入れるようなものだ。 今までのハリウッドや香港に憧れて「あんな映画をつくりたい」と考えた作り手がそんな映画をつくっても「そうならない」のはそれが「わかっていないか」または「わかっていてもどうして良いのかがわからない」だろうが、現実に出来上がったのはイマイチ感なものばかり。 かつて黒沢、深作、岡本、などが「持っていた」ものが現在の作り手たちには明かに「無い」証明だ。 しかし、この映画の作り手はそれを「持っている」 後半で自走砲を倒すためにある戦車が活躍するのだが、ふつうの作り手なら激しいカメラワークとスリリングな音楽(または無音)にするのだろうが、この作り手は意外にも軽やかなカメラワークとまさかの「あの曲で」まさしく「魅せて」くれる。 素直に「この映画最高!」と感動しました。 または「ミフネ作戦」があの映画のオマージュであるのは戦争映画好きならわかるが、それをアニメならでは誇張(または、スピルバーグ的な誇張)で、さらに「転がす、転がす!」そして、それがクライマックの一騎打ちへの「引き」にもなっている。という「見事」さ。 そんなユーモアの入れ具合が全体として絶妙に上手く入ってきている。そして、その上手さがリピーターを増やしているのだろうと推察できる。 個人としては2015年のアクションは『群盗』『007 スペクター』だったのだが、これを観ていれば必ず加えただろう。 ちなみに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は「別格」です。 最後にひとこと。 「ガルパンはいいぞ!!」
薦められて
何の前知識も無く、薦められるがまま観ました。 登場人物多く、戸惑う個所もありましたが、多くのリピーターがいるのも納得。 タンクのバトルが熱い。ミリタリーファンにはたまらない一作でしょう。 今更ながら、本編に手を出そうかな。
劇場で見ないと後悔する
アクション映画好きなら地上波放送分を 最初から見てでもこの映画を見る価値がある。実際私はそうした、地上波放送分は幸いにしてAmazonプライムで全編見ることができる OVAアンツィオ編も見れるので予習に最適だ この素晴らしい映画をぜひ見るべき 萌アニメだと決めつけて思考停止 拒絶するのは全くもったいない 「戦車道」というクレイジーな設定 学園艦という設定も魅力的 マニアックさとエンターテインメント性のバランスが絶妙 カーアクション映画としてみた時 これほど新しく、手に汗握る作品はない 片輪走行、壁走、ジャンプ台 既存のアイディアに加え「大砲」が加わることで 未知のアクションが可能になっている これが大変素晴らしい 戦車でのすごいアクションなんて他には 特攻野郎Aチームくらいしか知らない テンポよく進むストーリー 間のとり方、セリフも絶妙だ、笑いも忘れない 魅力的なキャラクター 映画を盛り上げる音楽、音響効果 すべてがハイレベルだった もちろんガールズ&パンツァーファンへのサービスも忘れない キャラクターそれぞれの魅力を見事に描いており 文句なしのクオリティに仕上がっている 最高のエンターテインメント作品だ 残念ながら極上爆音で視聴したわけではないが 通常の劇場でもすさまじい音響だ 「BDでいいや」なんて考えは甘い この音響を完璧に再生できる環境はまず家庭にない 劇場で見ることを強くおすすめする というか見ないと間違いなく後悔する アクションの質も量も素晴らしい そのため複数回の視聴に耐えうるだけの作品になっている 極上爆音でもう一度見に行きたい
3回目
鑑賞は4回目ですのでストーリーはよくわかっていても、とても面白い作品だと改めて実感しました。今回初めて4DXを鑑賞しましたが、作品の楽しさを倍増させるものとなり、また観たいと強く思わされました。
アンチョビかわいいよアンチョビ
ここまで完成されたアニメ映画も珍しいのではないでしょうか。冒頭三分のアニメの復習(説明)からはじまり、迫力満点のシーンが続きます。またストーリーもすばらしい構成になっており迫力と構成が見事な調和を果たした作品だと思います。また先程言いましたが冒頭三分でストーリーの説明をしてくれるため映画から見る人にも楽しめる構成になっております。 さて4つの劇場で合計9回見た私ですが立川の極上爆音を見てから他の劇場では楽しめない(椅子が揺れないことに違和感を覚える)体になってしまいました。立川シネマの極上爆音は椅子と椅子の段差が低いため高確率で前の人の頭部でスクリーンの下側が被さってしまい○○と○○のロシア語での会話の字幕が見えなくなってしまいますので初回での視聴はお勧めできません。1回他の劇場で見たあとにもう1回見たいと感じれば立川シネマを強くオススメします。 さて最後になりますがやはり今作はネタバレをしないで語るのが大変難しい作品になっております。なのでやはり変な日本語になってしまった部分があるかと思います。しかし1回見てもらえば私の言いたかったことは分かって貰えるかと思います。長々と書いてしまいましたが私が一番言いたいことは「ガルパンはいいぞ」ということです。
うむ
最初、「BDが発売されてから見ればいいや」と思っていたのですが、いざ劇場で観るとその迫力や・・・臨場感が溢れまくっています。10年以上映画館から足が遠のいていたのですが、もう4日で2度自宅から50㎞離れた劇場に足を運びました。惜しむらくは、もう少し近かったら、という事ぐらいです。劇場で公開されているうちは、一度は見ておいて損はないとオススメします。 ガルパンはいいぞ!
劇場へパンツァー・フォー!
みなさんの評価が高かったので、今さらながら見てきました。公開から1か月半もたった、田舎の映画館のレイトショーだというのに、信じられない数の人がいてビックリ!おそらく何度も足を運んでいる熱心なファンがいるのでしょう。でも、その気持ちがわかりました。これは映画館で見るべきです! テレビシリーズを見ていたので、世界観やキャラ等は理解しており、テレビ版の延長としてすんなり作品に入れました。と同時にすぐにテレビ版との違いも感じました。それは、圧倒的な迫力です!重量感ある戦車の挙動、臨場感を増す砲弾の着弾音、スクリーンいっぱいに繰り広げられる市街地バトルなど、劇場ならではの高揚感を味わえます! 一方で、ストーリーは単純明快だし、わんさか登場するキャラにもそれなりの見せ場があってちゃんと存在感が出ていたので、テレビシリーズ未視聴でも十分楽しめると思います。 展開の上で?が浮かぶ場面も多少ありましたが、それを差し引いても文句なく楽しめる作品になっていると思います。 まだ見てない人は、劇場へパンツァー・フォー!
頭を出してたら死ぬでしょ。
女子高生が戦車でバトルするという非現実的な作品ですが、行動のフィクションは許せなくても設定のフィクションはアリだと思っています。 インターハイに麻雀があったり、不味い料理を作ると退学になったりする()昨今ですから、芸能活動で学校を救うよりも文科省推奨の大会で勝って学校を救う方がなんぼか健全な気がします(ぉぃ ただ、冒頭に「中は特殊カーボンで覆われているので安全です」と解説がありましたが、外に頭出してたら死ぬでしょ…と。直撃を喰らわなくても爆風で飛んできた物が当たったら大怪我ですよ。 TVシリーズを見ておらず軍事的な知識も持たず、何の予備知識もないままに観ましたが、面白かったです。 話自体はストレートど真ん中。 映画版にありがちなTVシリーズのオールスターにもなってますが、皆それなりに見せ場があったように思います。 欲を言えば、文科省の頑なな態度の理由が解るようにして欲しかったかなと。TVシリーズ見ればわかるのかしらん?
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