「SWの一つの世界」スター・ウォーズ フォースの覚醒 うくおさんの映画レビュー(感想・評価)
SWの一つの世界
ファン一人一人の心の中に「スターウォーズ」という一つの世界があって、その中で「こうあってほしい」というイメージがある以上、どんな作品を作っても賛否両論あるのは仕方ないこと。
だから今回の作品について「エピソード4~6の世界を踏襲している」と歓迎する声も、「オリジナリティがない」と酷評する声も、どちらもよくわかります。
だから★1も5もないなあということで。
個人的にはスターデストロイヤーの廃墟で、同じ世界がつながってると認識しつつ、メカデザインなんかは新しいものが見たかったかなと。
ファーストオーダーとレジスタンスという設定はちょいと小粒感があるし、キャプテンファズマ姉さんの何しに出てきた感や、デススターよりでかいけどやっぱり一撃でやられちゃう超兵器、そして何よりライトセーバーって誰でも使えるんかいなってのもうーんな感じがするけど、すぐにキレちゃう駄々っ子カイロレンの性格はなかなか面白いと感じましたね。
でもねえ、やっぱりスターウォーズです。なんだかなーと思いながらも、やっぱりスターウォーズのこといろいろ考えちゃいますもん。
あ、でもJJエイブラムス監督はちょっと苦手。「SUPER8」を見た時に感じた薄っぺらい80年代~90年代のスピルバーグ、ルーカス全盛期時代へのオマージュ感が今回も臭ってきましたね。やっぱりルーカス演出で見たかったなぁ
そういえばルーカスさん、最初から9部作分のストーリーをちゃんと書いてるのかなぁ。今回のストーリーはルーカスさん原作なのかなぁ・・・ちょっと気になりますね。
なんだかんだ言って8,9作目も劇場で鑑賞しますけどね。