「作品としても商品としても完璧」スター・ウォーズ フォースの覚醒 美山吹(赤木真紅朗)さんの映画レビュー(感想・評価)
作品としても商品としても完璧
本作の公開に合わせてエピソード4~6を予習してから観に行きました。
IMAXで視聴後、すぐに吹き替えを確かめたくなって同日のレイトショーで吹き替えも観賞しました。
アクションもドラマも非常に高い水準で、見応えは抜群。
さらに、単なる旧作のオマージュだけではなく、新しいキャラクター・新しいストーリーに引き込まれます。
特に、敵役なのに何とも言えない感情移入を誘うカイロ・レンが超お気に入りです。個人的には、ダース・ベイダーよりもさらに好きなキャラクターになりました。
これからはじまる新しい物語にバトンを渡し、新しい世代のキャラクターたちに感情移入させる、作品としてだけでなく商業的な狙いも見事に成功させた一作だと思います。
字幕と吹き替えについては、
ギャグは字幕の方が伝わりやすい(特にフィンの印象は字幕の方が明るい兄ちゃんって感じ)。
カイロ・レンの演技のニュアンスは吹き替えの方がわかりやすい。
どちらかというと字幕の方がおすすめですが、旧作に吹き替えで思い入れがある人は吹き替えで観たほうがよさそうです。
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