「伝説」スター・ウォーズ フォースの覚醒 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
伝説
面白かった。
初期の頃のキャストが登場し、物語に厚みと歴史を与えてくれてた。
彼らの戦いがあり、今があるのだと。
様々な場面が頭の中でフラッシュバックしてくる。今作だけ見ても、新たに始まる物語として楽しめるが、是非是非、初期の作品を観ても欲しい。
さて、今作だけど…
そのスケール感といえば、他に類を見ない。
とある銀河でのお話。
星間航行にワクワクした好奇心は、変わらず刺激される。ルークが漂流してた星って地球だったのと、ちょとドキッともした。
更には臨場感とでも言おうか、スピードとCGの精度による空間表現がもうサイコー。
その世界観にドップリとハマれる。
ドラマ的にも今後の展開が楽しみで、お話し的には王道感を感じるものの、どんな見せ方をしてくれるのかと期待してしまう。
フォースが衰退している世界に、類まれなる資質を秘めたヒロインが何を見ていくのだろうか…?
デススターには鳥肌が立ち、その破壊のされ方にはまたか、とちょと萎えたが…ある意味ファンサービスなのかも。
あの狭い一本道を、また単独でXウィングが疾走する。
につけても…
今回のキャストは相当なプレッシャーっと戦ってるのではないかと思う。
公開される前から圧倒的な期待を背負い、ましてや、この作品を伝説にまで押し上げたキャストと共演するわけだから。
と、これも日本人的な考え方かもな、向こう的に表現すれば「超ラッキー」って事になるのかもしれない。
ヒロインの瞳には惹きつけられるし、黒人だからなのだろうか、それとも彼だからなのだろうか…溢れ出して止まらない生命力を感じてた。画面の中での存在感も半端ない。
彼の存在に「生命の躍動」を感じてた。
なぜ、そんな事思ったのかは、よく分からない。
いっぱい布石は散りばめたし、お披露目も済んだ。今作は念入りかつゴージャスな序章に過ぎない。
お楽しみはこらからだ!な、作品。
吹替版も観に行った。
字幕版を観た後にいったからか全然見劣りしなかった。むしろ、字幕を追わずに済む分、画面に集中できた。
こおいう事かと思う部分もあり、良かった。
そして、気のせいかとも思ったんだけど…黒人とハッキリ認識出来たのは、やっぱりフィンだけだった。ストームトルーパーは皆、肌が黒いって設定なのだろうか?まさかね。