「上げ膳据え膳」スター・ウォーズ フォースの覚醒 いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
上げ膳据え膳
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映画.comからお叱り受けたので、書き直し
2回観て(1.字幕 2.4DX吹替)、改めてレビュー。
歌丸さんも仰られたように、JJの『過剰接待』は致し方ないと思う。何せ、これからのSWサーガを始めるためには、保険じゃないけど、コアなファンに挨拶しなければならないし、手ぶらじゃなんだかってことだと思うのだが。そういう意味では、正しい選択じゃないかなと思う。
とはいえ、きちんと新しい3人の主要メンバーをちゃんと表現しつつ、これからのストーリー展開の期待を醸し出しているのだから、巧いバランスだと評価できる。
例えば、アダムドライバー演じるカイロレンについても、悪役とすれば弱いという評価はあるが、でもそのそれぞれの弱さがどっちに転ぶのか、どうなるのかというシーソーを、続く8.9に投写できるのではないだろうか?成長しながら作品は進められるという、ある意味青春映画の様相であろう。
この映画は、評価はハッキリ分割されてしまうのはそれだけいい意味でも悪い意味でも映画史に残るほどの大作だからと実感する。
なので、観たいと思う人のみが追いかけるべきなのだと感じる。
決して周りの熱量に浮かれることなく、自らの『フォース』を省みて自身のジャッジで決めて貰いたいと願う。
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