「トナカイが歩いている町」フローズン・グラウンド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
トナカイが歩いている町
州警察巡査部長ジャック・ハルコムと18歳の娼婦シンディとのやり取り。過去の行方不明少女と今回の接点でもあると同時に唯一の生き証人であることから、親身になって彼女に接する。ようやくハンセンを尋問し始めたハルコムだったが、シンディにカンすること以外の過去の事件に関しては物証が得られずすり抜けられる。
ニコラス・ケイジとジョン・キューザックの対峙が一番の見どころではあるけど、注視したいところなのに手ぶれ映像によって集中力が途切れてしまった。やっぱりシンディの証言に頼るしかない。頑張れ!シンディと応援したくなる終盤。やっぱり、レイプや拉致監禁だけでも懲役99年になるとほのめかしたところでハンセンの心が揺らいだんだろうな・・・
エンドクレジットでは犠牲者の写真などが映し出され、悲しさに打ちひしがれた。見終わってからロバートハンセンを調べてみたら、映画よりも詳細に経緯が書かれていてビックリ。ついでに実在したシリアルキラーの項目まで・・・凄いわ、アメリカ。
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