「マフィア・ファミリー劇場」マラヴィータ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
マフィア・ファミリー劇場
監督リュック・ベッソン、製作総指揮マーティン・スコセッシ、出演にロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、ジャンルはマフィア物…。
これだけの人材・題材が揃っていながら、まさかのコメディ!
FBIの証人保護プログラムでアメリカからフランスに引っ越してきた元マフィア一家の騒動。
前半~終盤前まではまあまあ面白かった。
周囲に溶け込もうと悪戦苦闘の元泣く子も黙る大物マフィア。
妻は監視役に愚痴るわ、長女も長男も大人しそうに見えて一癖あるわ…。
TVシリーズ「ザ・ソプラノズ」とまでは言わないが、コミカルで人間臭いマフィア物。
スコセッシ×デ・ニーロの某傑作の件はニンマリ。
終盤、命を狙う敵対マフィアに居所を突き止められ…。
マフィア映画らしい迫力のアクション!…と言いたい所だが、アクションも緊迫感も全く足らず。
それこそ取って付けたようなパロディにしか見えなかった。
長女役ダイアナ・アグロンの凄まじい美少女ぶり!
そしてこれまた凄まじいブチギレぶり!(笑)
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