「ヴァンパイアものってどこか哀しい」ビザンチウム Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
ヴァンパイアものってどこか哀しい
人の生き血を啜り、愛する人と結ばれることは叶わず、永遠の時を彷徨う。過去は語れず未来も描けない。自分が存在する意味を模索し、いつしか存在したいという欲求も希薄になっていく。エレノアの深い哀しみ、クララの逞しさ優しさが何とも言えず心に響きます。
エレノアは死期が近い、死を望む老人に安らぎを与えることクララは支配者に刃向かうことで矜持を保っているように見得ます。インタビューウイズヴァンパイア、ぼくのエリーも良かったけどこれも大好きです。なんといってもエレノアが可愛すぎってそこかいっっ
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