「ロシア版パンズ・ラビリンス的戦争映画」オーガストウォーズ tukisikiさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシア版パンズ・ラビリンス的戦争映画
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ロボットがキービジュアルになってしまっているが、あくまで主題は2008年8月8日に起きた南オセチア紛争のロシア的正統性を主張するプロパガンダ作品です。
グルジア兵が米軍のM4カービンを持ってるのが象徴的。(ロシア軍は当然AK47!)
ネドベージェフ大頭領のやられたらやり返す的決断の場面で穏健派の閣僚を即時退席させる所が、正におそロシアw
見所はロシア軍の斥候小隊を率いるツンデレ隊長リョーハとTー72戦車の活躍ですかねw
そしてファンタジー要素を入れてまで組み込んだシングルマザーの息子救出劇もスリリング!さりげなくイケメンゲットしてる母は強しwww
戦争映画としてハイレベルな作品として楽しめましたが、恐らくグルジアとしては認められない内容かもしれず、映画をきっかけに南オセチア紛争を調べるきっかけになれば良いと思われます。
折しも先頃、当該紛争でロシア軍が占領したグルジア側地域が独立国として承認されたそうです(事実上のロシア属州)…おそロシア、おそロシア!
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