劇場公開日 2014年6月14日

  • 予告編を見る

「ちょっと不思議な世界観。異色のエイリアン映画。」ザ・ホスト 美しき侵略者 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ちょっと不思議な世界観。異色のエイリアン映画。

2014年6月18日
PCから投稿

悲しい

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:エイリアンの設定がユニーク。2つの心を抱え、苦悩する主人公の葛藤が見事。
否:アクションシーンはほぼないので、ハラハラドキドキしたい人には不向き。

 「1人の体の中に、本人とエイリアンの両方の人格が宿ってしまう」という、ありそうでなさそうな設定がとっても新鮮です。キスしてるのにいきなり叩いてしまうシーンなんかは、思わずクスッと笑ってしまいます。
 ただ、エイリアンモノとはいっても、ド派手なアクションなんかはほぼ皆無ですので、それを期待して観るとえらいことになります。展開はかなり静かです。平和的なエイリアンですから(笑)。
 グロシーンも少しだけありますが、静かな異色のエイリアン映画を、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド