「ちょっと不思議な世界観。異色のエイリアン映画。」ザ・ホスト 美しき侵略者 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと不思議な世界観。異色のエイリアン映画。
【賛否両論チェック】
賛:エイリアンの設定がユニーク。2つの心を抱え、苦悩する主人公の葛藤が見事。
否:アクションシーンはほぼないので、ハラハラドキドキしたい人には不向き。
「1人の体の中に、本人とエイリアンの両方の人格が宿ってしまう」という、ありそうでなさそうな設定がとっても新鮮です。キスしてるのにいきなり叩いてしまうシーンなんかは、思わずクスッと笑ってしまいます。
ただ、エイリアンモノとはいっても、ド派手なアクションなんかはほぼ皆無ですので、それを期待して観るとえらいことになります。展開はかなり静かです。平和的なエイリアンですから(笑)。
グロシーンも少しだけありますが、静かな異色のエイリアン映画を、是非チェックしてみて下さい。
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