「シャレオツ」10人の泥棒たち クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
シャレオツ
全体的にスタイリッシュで、しかしカタルシスも込みという、
上手くできた話でした。
所々杜撰な面はあるのものの、見逃せるレベル。
例えば、マカオのカジノで日本人に成りすますシーンの会話は、
日本人が聞いたらかなりの片言ぶりなんだが、
現地の人たちにはそれなりに聞こえるんだろうなと解釈。
韓国内では普段から常に警察にマークされてるのに、
最初の犯行でバッチリカメラに写ってるのも…。
その後の大仕事は他の国だったからまあいいかと。
(結局韓国に戻ってドンパチやるんだけど)
手練れ達が仲間割れしていく様子が、
実は何年も前から伏線があった、とか納得いくプロット。
でもラストの金塊は要らないなあ。媚びすぎで今までのキャラが台無し。
でもまた美術館の館長登場はシャレオツな作り。
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