「ラブストーリーではないところが斬新」遠くでずっとそばにいる ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
ラブストーリーではないところが斬新
タイトルで損をしていると思う。
ずっと、ラブストーリーだと思って見なかった。
タイトルからの想像では
・病気か何かで亡くなる恋人を描くもの
・亡くなった者が、残された者への愛情を描くもの
・最近流行りの時空を隔てた者同士の恋愛
の、どれかだと思っていた。
残された者が記憶を失くしているところから スタートという、
恋愛とか、幸福感のシーンの全くない、
サスペンス的要素のある 不思議な雰囲気の映画
記憶を取り戻すでもなく、それ故に悟りに似た境地にある主人公に、
蓮の花の意味を重ね合わせるかのような終わり方だった。
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