「人を動かす二つのてこは恐怖と利益」かしこい狗は、吠えずに笑う 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
人を動かす二つのてこは恐怖と利益
2度目の鑑賞
監督は『ムカチノカチカ』『哀愁しんでれら』の渡部亮平
脚本は『3月のライオン』『ビブリア古書堂の事件手帖』『麻雀放浪記2020』『名刺ゲーム』『哀愁しんでれら』の渡部亮平
学園もの
しかも女子高
容姿がイマイチで孤立している熊田美沙(mimpi*β)と可愛すぎて孤立している清瀬イズミ (岡村いずみ)
ひょんなことから女子高生2人は親密になるがイズミはサイコパスだった
美沙役がそれほどブスじゃないのがちょっと残念
むしろブスじゃない方に属している感あり
それなりに工夫したんだろうけど
思わせぶりに時折登場する仁後亜由美演じる司法実習生の谷が邪魔だった
接見室だけでいいでしょ
あれってなんの意図があるのかな
演者は誰一人知らないにも関わらずわりと面白かった
その点では『カメラを止めるな』には劣るが星3の『メランコリック』よりはいくらか良かった
ラストはちょっとモヤモヤした展開に
だから色々な解釈ができる
それも監督の狙いか
エンドロールが終わったあとのおまけでの美沙にはゾッとした
正当防衛とはいえ同級生を殺して元の学校に戻れるだろうか
無理でしょ
胸糞は悪くならなかった
ヤフコメや爆サイや5ちゃんねるの方がよっぽど胸糞悪い
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